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| 自分のライフスタイルにあった銀行選びを |
コストを意識した銀行選び
皆さんは、現在の普通預金の金利をご存知ですか？なんと0.001％（都銀）。要するに、普通預金に100万円を1年預けておいても、利息は税引き後でたったの8円しかつかないのです。その程度の利息しかもらえないのに、ATM利用や振込みを行うたびに、何百円という手数料を支払っていては、銀行にお金を預けおくだけで赤字。
ある程度の利息がついた頃は、銀行は「お金を増やす」ところでしたが、この低金利下では、発想を変えて、「お金を減らさないで済む」銀行を選び・利用していかなければなりません。デフレ傾向にある世の中で、大手銀行の手数料だけがまだまだバブリーな気が？要するに、手数料をできるだけ支払わずに済む銀行を、まず選びましょうということです。
お得様度をアップさせる
では、手数料をできるだけ支払わずに済む銀行をどのように選べばいいのでしょう？銀行に支払う手数料の主たるものは、ATM利用手数料と振込手数料。まずは、元々こうした手数料が安い銀行を選ぶというのが一つの選択肢。次に、元々の手数料は特に安いわけではないけれど、利用する銀行を絞り、その銀行に取引を集中させ「お得意様度」をアップさせることによって、各種手数料の優遇を受けるという方法。
前者の最たるものが、新生銀行の総合口座「PowerFlex」。「PowerFlex」は、新生銀行のATMはもとより、郵便局・アイワイバンクATM・都銀等のATMを、手数料無料（もしくはキャッシュバック）で利用可能。また、ネットバンキング経由の振込手数料は、自行宛て無料、他行宛て月5回（前月末残高が1,000万円以上の場合は月30回）まで実質無料（キャッシュバック）。以前は、自行宛て・他行宛てとも回数制限もなく無料でしたが…。月5回までという制限がついたとはいえ、やはり他行宛ての振込手数料が無料（キャッシュバック）というのはありがたい！コストパフォーマンスはピカイチです。
次に、「お得意様度」アップ作戦。大手銀行の場合、ATM利用手数料や振込手数料は、各行が行っている「会員優遇サービス」や「新型口座」のサービスの一環として優遇するケースがほとんどです。日常的に利用するお財布がわりの総合口座（メインバンク）は、1つに絞り、こうした優遇サービスを受けることができる条件をクリアしておくのが得策です。各行の優遇サービスの詳細はこちらから。微々たる差の高金利を求めて資金を分散するより（ペイオフを気にしなくてならないほどの資産がある方は別ですが）、利用銀行を絞り、お得意様度をアップして、お得意様向けの優遇サービスをいろいろ享受しましょう。マイレージねらいで利用航空会社を絞る、あのイメージですね。
