ポートフォリオとは、ここでは資産の保有状況を指しているとお考えください。家計貸借対照表のT字形の左側に、金融資産と実物資産とに大分類して計上してあるはずです。金融資産と実物資産の両方を視野に入れると「総資産ポートフォリオ」というものになります。金融資産の部分だけを取り上げて「金融資産ポートフォリオ」というわけですが、単にポートフォリオと言った場合はこちらを意味します。
資産運用とは、稼得した収入を将来の支出までのタイムラグの期間、安全性・流動性・収益性を考慮して、さまざまな金融商品を利用して保有しておくことということができます。ライフイベント表を組み込んだキャッシュフロー表と家計バランスシートが、家計管理の最重要ツールである理由です。
●資産分類ごとの合計金額を分析します
金融資産の明細は、本来は、商品(銘柄)名・購入日・購入金額・購入数・満期日・利率・購入先等を、預貯金や株式などの種類ごとに、まとめていきます。商品種類によっては該当しない項目(株式に満期や利率はない)もありますので、適時アレンジしていただいて結構です。
このコーナーへは、下記に表を参考にして、大分類ごとの合計金額をお知らせください。自分の資産がどの市場で運用されているかを再確認する作業となります。個人属性として、家族構成・年齢・職業等をお書き添えください。キャッシュフロー表を作成されている場合は、あわせてお寄せいただければ、たいへん参考になります。
資産種類 | 取得金額 | 時 価 |
預 貯 金 | ||
国内債券 | ||
国内株式 | ||
外国債券 | ||
外国株式 | ||
そ の 他 |