家計簿・家計管理/家計管理の基本

ライフプランとマネープラン VOL.1 家計のキャッシュフローを分析(2ページ目)

資産運用の土台となるライフプランは思ったより簡単に作ることができる。簡易なフォーマットを作成して、いろいろシミュレーションしてみよう。

執筆者:橋爪 修司

  • Comment Page Icon
●ライフプランはキャッシュフロー表にまとめよう


キャッシュフロー表の構成は次のようにします。一番左の列に項目欄を設け、上から家族(1人1行)・ライフイベント・収入・支出(基本生活費とライフイベント費)・収支差額・運用損益・金融資産残高という順です。
左から2番目の列から30?40年ほど年次(西暦がわかりやすい)を1行目に書き込みます。最初は5年間で作ってみて、全体の構成が理解できたら、それを引き延ばせばよいでしょう。

続いて、家族名に対応させて各年末の年齢をすべて記載します。各年に予定するライフイベントをライフイベント欄に書いたら、その下方のライフイベント費に予定支出額も入れていきます。収入と基本生活費の欄は現実的な金額を各年すべてに記載します。

収支差額欄は「収入?支出」です。運用損益欄は便宜的に前年末の金融資産残高に想定運用率を乗じて入れます。0.5%とか1.0%あたりが無理のない運用率でしょう。最後の金融資産残高欄は「前年残高±収支差額±運用損益」で計算して、できあがりです。

気軽に、おおざっぱに作成してもそれなりに役に立ちます。表計算ソフトを使用すると便利です。

せっかく作ったキャッシュフロー表は、次ページのように点検してみましょう。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます