資産運用/資産運用をするときの鉄則

投資に効く「レバ子」って何者?(2ページ目)

レバレッジを活用する意識の高い人を、男性なら「レバ男」、女性なら「レバ子」と呼ぶそうですが、私たちが使えるレバレッジには、いくつかの種類があります。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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ネットワークのレバレッジ

あなたには仲の良い友人が何人いるでしょうか?
仮に10人いるとします。その10人の友人が、それぞれ10人の仲の良い友人がいたとすると、それだけであなたは100人のネットワークを持っていることになります。そのまた友人も含めると1,000人です。

彼らの中には、きっとあなたのビジョンに共感して協力してくれる人もいるでしょう、あなたに有益な情報をもたらしてくれる人もいるでしょう。あなたにとって重要な人物を紹介してくれる人もいるかもしれません。

僕自身もネットワークのレバレッジは非常に強力だと実感しています。友人がその友人を紹介してくれ、その人が知人を紹介しくれました。それによって、必要な能力を持った人材が集まったり、コネを使って入り込めたり、商談がスムーズになったり、ものすごいパワーになって跳ね返ってきました。

ビジネスも投資も、大切なのは結局「人対人」です。偶然の出会いや不思議な巡り合わせですら、他人との関係性を大事にしようという意識から生まれるものです。


心のレバレッジ

自分の力だけでは成し得ないことも、何かをテコにして大きな力を得るということを、自分の心に応用するのです。

そのテコの一つは、自分の心に「キーワード」を設定することです。具体的には、例えば「今年は○○の資格をとる」「投資で年間1千万円の利益をあげる」「2年で会社の年商を3億円にする」などと、常に目標を意識するようにする、ということです。

すると、いつでもどこでも、何をしていても、あなたの脳はそのキーワードに必要な情報を探し続けます。いわゆる潜在意識の力を活用するというレバレッジです。この潜在意識は、キーワードを設定することで、自動レーダー追尾装置になって答えを探しに行くのです。
歩いているときでも、電車の中でも、テレビを見ていても、他人の会話の中からでも、特に意識することなく探し出してきてくれます。

より強力なのは、ビジュアルにすることです。受験生が、第一志望の学校の校門前で写真をとって持ち歩いたりしていますよね。あれと同じです。その学校に受かったら、あんなことやこんなことをしようと、写真を見るたびにワクワクするので、受験勉強がいやにならない、疲れない、テレビなどの誘惑に負けない、そんな心の強さが生まれるのです。

でも、何もしていなければ、集中力が長続きしなかったり、すぐにテレビや友達との長電話に逃げたりしてしまうでしょう。

明確な目標がある人は、イキイキしていますし、何か壁にぶつかっても、対処策を考える粘り強さが生まれます。もちろん、誘惑にも負けないですし、持続力もあります。

世の中には「口ぐせ」「ポジティブ思考」などいろいろな手法がありますが、どれも心のレバレッジを効かせようとするものです。心のレバレッジは非常に強力です。



これらのレバレッジは、単体でもパワーがありますが、複数のレバレッジを組み合わせることで、さらに強力になります。自分のやりたいこと、なりたいものの実現に向けて、レバレッジが効かせられないかを常に考えるようにしてみましょう。
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