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サラリーマンは3足のわらじをはけ!

「マルチプル・ストリームズ・オブ・インカム(複数の収入の流れ)」という視点で、給与以外に2つ、合計3つの収入源を作りましょう。1つがコケても、2つ目がコケても、まだ稼ぎ口があるという状態を作るのです。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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カネの流れを複数作り、その流れを太くする

複数の収入の流れをつくり、それぞれの流れを太く安定的にする
投資経験の少ないFP(ファイナンシャル・プランナー)は、「分散投資」を勧めます。なぜなら、考えなくてもいいからです。でも結局は「アジア株投信」と「インデックス・ファンド」に投資するなど、金融商品の範疇で分散しているだけなので、サブプライムショックで総崩れです。

厳しい言い方ですが、お金の専門家でありながら、儲かっていないFPが圧倒的に多いのもうなずけます。

分散というなら、為替や商品にも投資する、というふうに、逆相関関係にある商品など、同じ動きをしない対象に分散投資することが必要です。あるいは、相場変動に依存しない、キャッシュフロー重視の投資対象にも分散した方が良いわけです。

そして同様に、私たち個人でも、できるだけ異なる分野で収入の流れを増やしていくことが大切です。

マルチプル・ストリームズ・オブ・インカム

そこで、「実践!億万長者入門(フォレスト出版)」の著者でもあるロバート・アレン氏が主張する「マルチプル・ストリームズ・オブ・インカム(複数の収入の流れ)」を作るという視点に着目してみましょう。

サラリーマンであれば、給与以外に2つの収入の流れを作り、合計3つの収入源を作りましょう。つまり、1つがコケても、他が補ってくれる。もう1つコケても、まだ稼ぎ口があるという状態を作るのです。

なぜ3つなのかというと、2つだと心許ないし、4つだと多すぎて手が回らない。やはり3つ持つことで、安心感と分散が図れる。また、3種類に取り組むことで、発想の枠組みを広げることに役立ちます。

あるいは、受験勉強のとき、たとえば英語だけ勉強しているとやがて飽きて疲れます。そこで、数学を勉強する、あるいは世界史を勉強することで、疲れにくく気分転換になります。

たとえば今の私の例で言うと、家賃収入、配当収入、アフィリエイト収入、役員報酬、印税、紹介手数料収入、講演料収入と7種類の収入の流れがあります。サラリーマンを辞める直前は、給与収入+家賃収入+アフィリエイト収入(かなりほそぼそでしたが)でした。

給与+ビジネス+不動産

では、サラリーマンが現実的に作れる3つとは何か。私の提案は、
1、給与収入
2、ビジネス副業収入
3、家賃収入
です。
なぜなら、全てある程度自分の力でコントロールできる手段だからです。金融商品は自分でリスクやリターンのコントロールはできませんから、安定的な収入源にはなりにくい。でもこれらなら、努力が反映されやすいからです。

そしてオールアバウトには、これらの情報が満載されています。

1のレベルアップには、ビジネス実用転職・キャリア

2をつくるには、ネットビジネス

3をつくるには、賃貸・土地活用

あとはそれらを太くしていく

次に、その収入の流れを太くしていく。カネが入るためには、出て行くカネも必要です。つまりカネが大きく入るときには、出るカネも大きい。そして大きく投資してこそ、大きいリターンが得られます。ですから、それぞれの収入の流れを太くしていくには、それなりに資金を投下しなければなりません。

それは何もガンガンお金を使えというわけではありません。必要なとき、必要なことに気前よくカネを払え、ということです。でも、「収入の範囲内で生活」なんて発想をしていると、大金を払うという経験値が増えず、いざという時にビビッてしまい、チャンスを逃してしまうからです。

今年の年末年始はぜひ、1・2・3を考えてみてください。
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