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auの新ブランド、iida(イーダ)とは?

今年春からKDDIが新たなプロダクトブランドとして訴求しているのが「iida」だ。外部クリエイターなどとの協力を仰ぎ、これまでになかった魅力的な端末を作ろうと企画されたシリーズなのだ。

石川 温

執筆者:石川 温

携帯電話・スマートフォンガイド

iida(イーダ)とは何か?

今年春からKDDIが新たなプロダクトブランドとして訴求しているのが「iida」だ。すでに第一号機となる「G9」を筆頭に「misora(ミソラ)」、芸術家の草間彌生氏のモデル、充電ケーブルといった周辺機器にまでiida関連商品は増えている。9月9日には新たに「PLY(プライ)」、「PRISMOID(プリズモイド)」といった新製品を発表するなど、ラインナップを拡充中だ。

初号機となる「G9」。スライド式となっており、上質感のあるデザインに仕上がっている

初号機となる「G9」。スライド式となっており、上質感のあるデザインに仕上がっている


「misora」では自然界にある色を表現。アロマの香りがするストラップも別売りした

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草間彌生モデル。「私の犬のリンリン」は100台限定で100万円となっている

草間彌生モデル。「私の犬のリンリン」は100台限定で100万円となっている


そもそもiidaは、「ライフスタイルを創造する」というコンセプトによって誕生した新しいプロダクトブランドだ。iidaとはKDDIの本社がある「飯田橋」から来ているという噂があるが、実際は「innovation」「imagination」「design」「art」の4つの頭文字から来ている。

iidaの企画担当者によれば「いままではauブランドの製品ということで、auへの先入観があったと思う。iidaにすることで、そういった先入観なく、製品を観て欲しいという願いがある」と語る。

これまで、携帯電話を購入するにあたり、キャリアのブランドや搭載されている機能に注目が集まってしまうことが多かった。しかし、キャリアのサービスラインナップに差がなくなり、さらには搭載される機能もあまり違いがなくなってきた。そこで、ユーザーが重視するのが「見た目」だ。外部クリエイターなどとの協力を仰ぎ、これまでになかった魅力的な端末を作ろうと企画されたシリーズなのだ。

テスト

9月に発表された「PLY」。5つの層が積み重なったようなデザインと「タブキー」が特徴的



テスト

「INFOBAR」などを手がけたプロダクトデザイナーの深澤直人氏がデザインした「PRISMOID」。



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