セッションを利用するために
が! 実をいえば、これだけでは、このサーブレットは動かないのです。なぜなら、セッションが機能しないからです。GAEでセッションを使えるようにするためには、そのための設定をしておく必要があります。
war/WEB-INF内に「appengine-web.xml」というファイルがあります。これが、GAEの設定情報を記述したものです。これを開き、<appengine-web-app>タグ内に、以下の文を追記して下さい。
<sessions-enabled>true</sessions-enabled>
これで、アプリケーション内でセッションが利用できるようになります。これは、けっこう引っかかる人が多いので忘れないようにしましょう。
サーブレットの登録
最後に、web.xmlにサーブレットの登録を追記しましょう。以下のように書いておけばよいでしょう。
<servlet>
<servlet-name>Gae_find</servlet-name>
<servlet-class>jp.allabout.Gae_findServlet</servlet-class>
</servlet>
<servlet-mapping>
<servlet-name>Gae_find</servlet-name>
<url-pattern>/gae_find</url-pattern>
</servlet-mapping>
これで完成です。実際にfind.jspにアクセスし、ID番号を記入して送信してみてください。指定した番号のデータが検索され表示されます。
ID番号を送信すると、そのデータが表示される。 |