鉄道/駅、鉄道グッズ

鉄道グッズを楽しく集めよう(2ページ目)

鉄道車両をあしらったパッケージに入ったお菓子、缶飲料、お酒、文具、チョロQなど鉄道グッズは百花繚乱のごとく全国の鉄道各線で売られている。伝統的な切符やスタンプも根強い人気で収集対象は多彩だ。

野田 隆

野田 隆

鉄道 ガイド

名古屋市生まれ。生家の近くを走っていた中央西線のSL・D51を見て育ったことから、鉄道ファン歴が始まる。早稲田大学大学院修了後、高校で語学を教える傍ら、ヨーロッパの鉄道旅行を楽しみ、「ヨーロッパ鉄道と音楽の旅」を出版。その後、守備範囲を国内にも広げ、2010年3月で教員を退職。旅行作家として活躍中。

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ビールや酒には凝ったパッケージも

C57と新幹線つばめの酒
奇抜なC57容器のお酒「酒酒ポポ 酒ポポ」と九州新幹線つばめ形容器の焼酎
缶飲料には表面に鉄道車両を描いたものが多数ある。新線や新車両営業開始、開業何周年記念といった限定物や鉄道や列車をアピールするためのアイテムが多い。

ちょっと面白いものには、九州新幹線の流線型車体をあしらった焼酎の容器、さらに度肝を抜いたものには新潟の「SLばんえつ物語号」の牽引機C57蒸気機関車そのものをかたどった酒容器がある。

SLの容器は、プラスチックではなく陶器でしっかり作られ、機関車の煙突にコルクがはめられ、それを取ると酒が出てくる。名前が「酒酒ポポ 酒ポポ」(シュシュポポシュポポ)というのも可笑しいが、うまい!と膝をたたいてしまった。500mlで2890円が高いのか安いのかは、趣味の問題であろう。製造元の酒井商店ではウェブによる通販もあるので、興味ある人はどうぞ!

定番商品のチョロQと駅名標やヘッドマークのキーホルダー

チョロQ
チョロQコレクション。奥は愛知万博でデビューしたリニモ、手前は四国のDF50と坊っちゃん列車
ブルートレイン富士はやぶさのヘッドマーク
廃止になったが、ブルートレイン「富士はやぶさ」の機関車に付けられていたヘッドマークをあしらったアイテムは根強い人気がある
全国の多くの鉄道で定番のように売られている定番グッズは、車両をイメージしたチョロQと駅名標やヘッドマークをあしらったキーホルダーであろう。これらは、それほど高価でもなく、ついつい買ってしまい、いつの間にか集まってしまうものだ。駅名標は本物をミニチュアにしたものが多く、ある意味記念にもなろう。

根強い人気を誇っているのがブルートレインなどの機関車の先頭につけている丸型のヘッドマークだ。これは、キーホルダーはもちろんのことシールやバッヂなどバリエーションも多く人気商品のひとつになっている。

文具関係も多彩だ

はやて形マウスと鉄道模型メーカーのマウスパッド
筆者愛用のはやて形マウスとドイツの老舗模型製造会社メルクリンのマウスパッド
定規やファイル、メモ帳も鉄道車両がアクセントとして描かれていると欲しくなってしまう。クリアファイルも記念配布用はコレクションとして貴重だ。また、パソコン関係ではマウスやマウスパッドに楽しいものがある。私は「はやて形」マウスを時折使っているが、新幹線のような流線型車両はマウスに向いていると思う。

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