はじめての草津
これから草津へ出かけようとしている皆様へ。こんにちは。草津ガイドの木崎ミドリです。
全国各地の温泉地を巡っているガイドですが、その中でもやはり草津温泉の底力には目を見張るものがあります。
まずはなんといっても、白濁した温泉をはじめ、何種類もある温泉の質。そして湯の町の象徴として、町の真ん中に勢い良く流れる「湯畑」の存在。硫黄のツンとした香りが鼻をくすぐり、「あ~、温泉にきたなあ!」という気分を盛り上げてくれる、町の雰囲気がたまらない実力派の温泉地です。
草津温泉のシンボルとして温泉街の真ん中にある、湯畑。 |
旅館の浴衣を着た人たちが、手ぬぐい片手に町の中を歩く様子。そこかしこから立ち上る、湯けむりと温泉まんじゅう屋さんの湯気。夜には湯畑がライトアップされ、夜でも活気のある温泉街です。
草津の湯力と、温泉を愛する町の人々の生活を象徴するものに、「共同浴場」があります。町民も観光客も無料で入浴できる小さな共同浴場が温泉街の中に全部で13個。町民によって大切に運営されています。
それぞれ引いている源泉が異なるため、見た目も透明なものから濁ったものまで泉質が様々。旅館の間や、土産物屋の裏にちょこんと佇むものもあり、共同浴場を見つけながらの街歩きも風情のある楽しみ方。湯を守る人々に感謝しながら、「もらい湯」をしてみましょう。
老舗旅館のお風呂と食事でとことんのんびり過ごすのもよし。一方で、格安の素泊まり民宿に泊まって、地元産の舞茸そばやトンカツ屋さんで食事ととる楽しみ方もまたよし。
少し車を走らせれば、草津温泉周辺の他の温泉地へ足をのばせたり、秋は紅葉の名所のドライブも楽しめます。冬はスキー客も多く、山合いの温泉地の良さを様々な形で味わえます。
魅力満天の草津温泉の楽しみ方を、とことん紹介していきたいと思っています。ぜひ、ご活用ください!