海の幸がいっぱい! へムルタン

シーフード三昧のへムルタン
肉と並んで食べられるのが魚介類をふんだんに使った海鮮鍋料理です。中でも一番人気はへムルタン。へムルとは魚介類のことで、魚やエビ、カニ、タコ、イカ、ムール貝といった海の幸と春菊、セリ、もやしの野菜を唐辛子をベースにしたスープでじっくりと煮込みます。煮込まれた魚介類から出る汁が、ピリ辛スープの味をいっそう引き立てます。野菜と魚介類を一度にたくさん食べられるので栄養も高いと人気です。ソウルの明洞には海鮮横丁と呼ばれる海鮮鍋の専門店が軒を連ねる場所があります。また港町・釜山では魚介類が豊富なため、やはりヘムルタンなど海鮮料理が有名です。

辛いけどはまる! メウンタン

辛いけど止まらない! メウンタン
続いてご紹介する海鮮鍋はメウンタンです。メウンタンとは、日本語に直訳すると「辛いスープ」の意味。魚のあらでダシを取ったスープで煮込んだ辛い鍋料理です。主にヒラメ、タイ、イシモチといった白身魚が使われます。野菜には大根、せり、春菊や白菜そして豆腐が一般的です。味付けは、コチュジャン、粉唐辛子、ニンニクを使い辛く味付けます。また、香草のレモングラスを少量入れてほんのり香り立たせることもあります。

鍋料理の多くがメイン料理として食べられることが多いのに対して、メウンタンは刺身や海鮮料理専門店で刺身を食べた後の締めとしてご飯と一緒に食べられることが多いです。例えば、釜山にある水産市場のチャガルチ市場では、路地の両側に所狭しと刺身専門店がありますが、ここでは、いけすの魚を選んで刺身にしてもらうという食べ方が普通で、刺身用にさばいて残った魚のあらの部分をメウンタンとして使います。脂がたっぷりのったあらの部分はダシ代わりにもなるので、鍋料理にぴったりです。

タラを使う鍋料理に国境はない!?

テグタンはタラを使った鍋料理です。タラは日本でも鍋料理に使われるおなじみの魚なので親しみが持てますね。鉄分やたんぱく質が豊富で消化にもいいタラは寒い冬の鍋料理にはぴったり。へムルタンとメウンタンと同じくテグタンでも大根、もやし、セリ、春菊、ニンニクといった野菜が多く入っています。

そして最後にカムジャタンのように麺かご飯を選んで食べることができます。韓国の海鮮鍋というと唐辛子とコチュジャンをベースとした辛いものばかりで、辛いのが苦手な人は「ちょっと……」と思うかもしれませんが、テグタンは辛さが控え目で食べやすいのでぜひ試してみてくださいね。

鍋料理の美味しいお店に行こう!

全国にチェーン展開をするノルブ。 写真は明洞のブデチゲ専門店
最後に、ご紹介した鍋料理を食べられるお店をお教えします! ノルブは焼肉やサムギョプサル、ブデチゲといった様々な種類の韓国料理専門店を韓国各地にチェーン展開しています。カルビ専門店ではチョンゴルを、ブデチゲ専門店ではブデチゲの他にもチョンゴルや鍋料理を中心にメニューを揃えています。チョンゴルの場合1人前の予算は6,500ウォン(780円)程度です。

海鮮鍋でおススメなのはソウルの明洞にある明洞オモニチブ。オモニとは韓国語でお母さん、チブは家なので「お母さんの家」という意味の食堂です。明洞で30年以上、海鮮料理一筋というオモニチブの一番人気はへムルタンです。へムルタンは鍋のサイズが大・中・小とあり、それぞれ大から40,000ウォン(4,800円)、中30,000ウォン(3,600円)、小25,000(30,000円)。一番小さい鍋を注文してもボリュームはかなりありますので、女性2人で食べてもお腹一杯になると思います。

明洞オモニチブではへムルタンの他にもへムルパジョン(韓国風海鮮お好み焼き)やビビンパ、あわび粥もありますよ。日本語も通じるので注文も心配ないですし、夜も12時まで営業していますから少々遅い時間でもゆっくり食事ができます。

韓国の鍋料理の数々、いかがでしたか? 冬の韓国を旅行したら体の中からホカホカ温まる美味しい鍋料理を楽しんでみてくださいね。

【関連情報】
  • ノルブ
  • (日本語サイトもあります)
  • 店舗:韓国各地

  • 営業時間:各店舗によって異なる


  • 明洞オモニチブ
  • (ソウルナビ・店舗紹介)
  • 店舗住所:ソウル市中区(チュング)明洞(ミョンドン)2街33-6

  • 電話番号:02-776-3896

  • 営業時間:9:30~24:00

  • 日本語:可
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    ※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。