寒さの深まりを感じられる今日この頃ですが、寒い冬にこそ美味しいのが鍋料理。日本に劣らず韓国でも様々な鍋料理が親しまれています。今回はおすすめの韓国鍋料理をご紹介していきたいと思います。

実は多種多様な韓国の鍋料理

キムチチゲは韓国を代表する鍋料理の一つ
『13,900円から行ける!! 12月の韓国旅行』でもご紹介したキムチチゲなどは韓国鍋料理のほんの一部。材料も食べ方も本当に多種多様にあるのが韓国の鍋料理です。唐辛子やコチュジャンといった辛味の調味料をふんだんに使った辛い鍋料理から、辛いものが苦手な人でも食べられるあっさり味の鍋料理まであります。

韓国で鍋料理は「チゲ」や「タン」、「チョンゴル」という呼び方をされます。一般的に「チゲ」と呼ばれる鍋料理はキムチチゲやテンジャンチゲに代表されるように、トゥッペギという小型の土鍋で一人前づつ食べます。(ブデチゲのように稀に大人数で囲んで食べるものもあります。)大人数で食べる鍋料理はチョンゴル(煮込み鍋)やタン(スープ鍋)と分けられることが多いです。

韓国風すき焼きの牛肉チョンゴル

肉と野菜がもりだくさんで栄養も満点のチョンゴル
数あるチョンゴルの中でもまずご紹介したいのが牛肉のチョンゴルです。チョンゴルは薄切りの牛肉と野菜を甘辛いスープで煮込んだ料理です。材料や作り方、食感が日本のすき焼きと似ていることから「韓国風すき焼き」などと呼ばれることもしばしば。最後にうどんを入れて食べるところも似ていますね。ただ、日本のすき焼きとちょっと違うところは、チョンゴルに果物の梨を入れるということです。鍋料理に梨とはちょっとミスマッチな感じがするかも知れませんが、梨の酸味とスープの塩辛い味が合うんです。韓国料理に梨はチョンゴル以外に、プルコギや冷麺にも使われています。

チョンゴルは牛肉の他にも牛の内臓を煮込んだコッチャンチョンゴルや牛肉と一緒にキムチも煮込んだキムチチョンゴル、タコやエビを使ったへムル(海鮮)チョンゴルがあります。さらに、滋養強壮のために犬肉を食べる韓国では、犬肉をベースとしたポシンチョンゴルというのもありますが、近年では犬肉は減少傾向にあるため頻繁に食べられる訳ではありません。

じゃがいもたっぷりカムジャタン。最後の煮汁で何ができる?

最後まで食べの逃しなく!
続いてはタン料理の代表格と言えばカムジャタンです。カムジャは韓国語でじゃがいもの意味なので、じゃがいもと豚肉を煮込んだ鍋料理のこと。カムジャタンで使われている豚肉は、背骨や尻尾といった脊髄の部分です。これを血抜きしたものに玉ねぎ、長ネギを入れてまずは1時間煮込みます。さらに、テンジャン、粉唐辛子、コチュジャンといった調味料やスパイスと共にジャガイモを加えて大鍋で煮込んでできあがりです。カムジャタンを専門とした食堂も街で多く見かけます。大人数で手頃に食べられる鍋料理の一つです。

カムジャタンをはじめとした韓国の鍋料理も日本同様、鍋の最後に残った煮汁で麺かご飯を食べます。麺とはこの場合、インスタントラーメンの乾麺が一般的です。日本と違うのはここでご飯を選んだ場合、ご飯を煮込んでおじやにせず、海苔、キムチやごま油を煮汁と炒めて即席チャーハンをいただきます。麺でもご飯でも食べたい方をお店の人に人数分注文すれば、目の前で作ってくれますよ。日本とは違った楽しみ方ができるのがいいですね。

続いては、ピリ辛海鮮鍋料理です。

【関連リンク】
  • 『13,900円から行ける!! 12月の韓国旅行』
  • (All About韓国)
  • Vol.1 知っておくと便利! レストランで役立つ情報 韓国鍋:チゲとチョンゴルの違い
  • (All Aboutエスニック)