美味しいとなぜかお腹に入るのです。
Fagioli sgranati(煮豆)やFegatini di Pollo(鳥レバーペースト)を塩なしトスカーナパンに乗せたトスカーナの定番アンティパスト |
クオリティの高いサラミやプロシュート、定番クロスティーニを乗せたアンティパスト(12ユーロ)は同行者と取り分けたとしても、パスタとセコンドはがっつり行きたい。旬の食材の美味しさをパスタでいただくといったパスタ料理は、これからの時期ならフンギ・ポルチーニでしょうか。シャキっとした食感を残した絶妙な炒め加減の生フンギと出汁が自家製タリオリーニに絡み、濃厚かつ美味なる秋の味覚を堪能できることでしょう。春のPiselli(グリーンピース)やFave(ソラマメ)のパスタが絶品との噂を聞いておりますが、残念ながら来年の春を待つしかありません。何しろ、季節もの、つまりその時期の一番美味しい食材しかないから。
旬以外のものを普通にメニューに載せている店に、余り美味しいお店はないもんです。
コントルノにフンギポルチーニの茎のフリット!本場トスカーナならでは、ですな。 |
締めくくりはもちろん・・・カントゥッチョ!
クチーナ(厨房)にて。日本人シェフ枝澤君も活躍してます。枝澤シェフはうらやましいほどのツヤツヤ肌。もしや・・・トスカーナ料理は肌にいいのか?! |
現在、クチーナ(厨房)には日本人シェフの枝澤君が働いています。日本人向けに塩味を控えめにしたり、量を調整したり、そんなオーダーも彼がいれば可能。オーダー時に厨房からヘルプに出てきてくれます。地元客ばかりのお店で心強い助っ人です。
【データ】
Buca dell’Orafo ブーカ・デッロラフォ
住:Via dei Girolami, 28R
電:055-213619(要予約)
営:12時30分~14時30分、19時30分~22時30分
休:日・月
アクセス:ドゥオモ方面からポンテ・ヴェッキオ橋に向かって、橋の手前を左に折れたところにあるトンネルの下
【関連サイト】
イタリアで食べる・飲む
マナーから各地の地元の人が通う店などなど