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横浜三塔 関内の歴史的建造物をめぐる

横浜・関内エリアにある「横浜三塔(キング・クイーン・ジャック)」。そして、横浜三塔が見えるスポットをめぐると願いがかなうという都市伝説「横浜三塔物語」。関内エリア周辺にある「横浜三塔」にまつわるスポットをめぐります。

田辺 紫

執筆者:田辺 紫

横浜ガイド

願いが叶うかも!? 関内の歴史的建造物をめぐるモデルコース

関内エリアにある歴史的建造物・横浜三塔。左からジャック・キング・クイーン

関内エリアにある歴史的建造物・横浜三塔。左からジャック・キング・クイーン

横浜・関内エリアにある「横浜三塔」。大正~昭和初期に建てられた歴史的建造物である、神奈川県庁・横浜税関・横浜市開港記念会館のことです。横浜開港以来、横浜のシンボルとなっており、使われながら保存されています。

また、この横浜三塔を一望するスポットをめぐると願いがかなう、という都市伝説「横浜三塔物語」も存在し、毎年3月10日の「横浜三塔の日」には、横浜三塔にまつわるイベントも開催されます。(2016年は3月6日に開催→こちら

横浜三塔と横浜三塔が一望できるスポットは、徒歩圏内。歩いてめぐってみませんか。

■横浜三塔をめぐるルート
みなとみらい線 日本大通り駅(1番出口)
↓ 徒歩約1分
横浜市開港記念会館
↓ 徒歩約2分
神奈川県庁(本庁舎)
横浜三塔物語スポット(1)  神奈川県庁分庁舎前
↓ 徒歩約3分
横浜税関
↓ 徒歩約6分
横浜三塔物語スポット(2) 赤レンガパーク
↓徒歩約10分
横浜三塔物語スポット(3) 象の鼻パーク
↓ 徒歩約8分
横浜三塔物語スポット(4) 大さん橋国際客船ターミナル


横浜三塔はなぜ「キング・クイーン・ジャック」?

横浜三塔は、それぞれ神奈川県庁=キング、横浜税関=クイーン、横浜市開港記念会館=ジャックという愛称がついています。諸説ありますが、外国から来た船乗りたちが海から見える横浜三塔を見て、トランプのカードになぞらえて名づけた、という説が有力です。当時はほかに高い建物がなかったので、海から横浜三塔が目立っていたと思われます。

 

3か所めぐると願いがかなう「横浜三塔物語」って?

大さん橋から見た横浜三塔。左からキング・ジャック・クイーン

大さん橋から見た横浜三塔。左からキング・ジャック・クイーン

「横浜三塔物語」とは、キング・クイーン・ジャックが、地上から同時に見える場所をめぐって横浜三塔を眺めると願いがかなう、という都市伝説です。その伝説の由来は2つあります。1つは「外国の船乗りが、横浜三塔に航海の安全を願掛けした」という言い伝え、もう1つは「三塔が震災などの試練を乗り越えてきたことから、カップルが困難を乗り越えて結ばれる」というものです。どちらも「なるほど」と思えますね。

高層ビルが立ち並ぶ中、クイーン(51m)、キング(49m)、ジャック(36m)の横浜三塔が同時に見られる場所はそう多くはなく、全部で4ヵ所。それぞれ異なるデザインのプレートが設置されていて、そのうち、神奈川県庁分庁舎前・赤レンガパーク・大さん橋国際客船ターミナルの3つのスポットをめぐると、願いがかなうといわれています。もうひとつの象の鼻パークにある横浜三塔スポットは、他よりも後にできたので「恋愛祈願の新スポット」とされています。

めぐってみると、たいへん絶妙な位置に設置されていることがわかりますよ!

では、みなとみらい線「日本大通り駅」から徒歩1分の横浜開港記念開館から、横浜三塔めぐり、スタート!
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