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青銅(ブロンズ)製、重さ32トン、総高13メートル(頭部3メートル)。
昭和52(1977)年4月完成と、歴史こそ新しいのですが、青銅製の鋳造大仏では、奈良、鎌倉に次いで3番目の大きさだそうです。
室町時代創建の「乗蓮寺」は、もとは中山道の板橋宿にありました。江戸時代には鷹狩りにきた吉宗が、雨宿りをしたのが縁で、休処として利用されるようになったそうです。
10石の朱印状を与えられた由緒あるお寺ということで、丹念に見てまわると、三つ葉葵の御紋もみつかるんですよ。
境内には、ほかにもおもしろい石造物があります。
たとえば、これ。
「何でも耐える がまんの鬼」
う~~見てるこっちまで力が入っちゃいます。
大晦日には、除夜の鐘がこの小山の上から響きます。
そうそう、境内には七福神の石像もありました。いつもは静かなお寺ですが、新年は初詣客で混雑します。
冒険家、植村直己さんのお墓もこちらにあると聞きました。
★乗蓮寺(東京大仏)
[住所] 板橋区赤塚5-28
[開門時間] 16時には門が閉まってしまいます!!
[アクセス] 東武東上線「成増」駅北口から、国際興業バス<赤02>「赤羽駅西口」行きで「赤塚8丁目」下車
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