初夏の風物詩のひとつ「ホタル」。幻想的な光が暗闇に舞うファンタジーな世界を子供にも見せてあげたい……。そこで今回は、ホタルがお庭で観られる宿をご紹介します。ホタルは今や希少な昆虫。マナー違反にも注意して、楽しく親子で鑑賞しましょう。

INDEX
■宿のお庭なら子連れも安心!/ホタル鑑賞のマナー
窓から見える客室も!おすすめ宿はここ!

お庭で鑑賞できれば子連れでも安心

ホタル
ホタルは初夏の風物詩。
【画像提供】ホテルサンバレー伊豆長岡
ホタルの光に癒されるのは、人の心拍やクラッシック音楽が心和むのと同様に、「1/fゆらぎ」の効果と言われています。ホタル鑑賞は親子揃って癒し体験ができる貴重な機会でもあるのです。
【参考記事】「1/fゆらぎ」って知ってる?〔ストレス〕

しかし、夜間だけのお楽しみゆえに、小さな子供がいると不向きな点も。例えば「宿から○時出発のバスに乗ればホタルが観える場所まで送迎します」なんてプランや「宿から徒歩○分の場所でホタルが観られます」なんて宿だと、食後に子供が寝てしまったり、そもそも温泉などに入ったあとに外出のために身支度するのも面倒……なんて理由で結局観られなかったという残念なケースにもなりかねません。また水辺に近い暗闇を歩くので、足元にも十分な注意が必要です。

一昔前には身近な昆虫だったホタルも、水質汚染をはじめとする環境の変化で、今では生息地が随分減少し希少な昆虫となってしまいました。そこで、広い庭園を持ち、一定の環境が整っている宿では、環境整備をしてホタルを育成しようという動きが見られます。土壌の整備や水質改善などに力を注ぎ、現在いくつかの宿では成虫を放すのではなく、その地にホタルを生息させるまでに至っています。

宿の庭園内であれば、上記のような子連れゆえの心配も無用。温泉や食事のあとでも浴衣に身を包み、好きな時間にお散歩感覚でホタル鑑賞が楽しめるのです。

マナー違反に注意!

ホテルの庭園内なら手軽にホタル鑑賞ができるとは言っても、マナー違反には要注意!

▼光を持ち込まない
ホタルは光に敏感です。懐中電灯をホタルに向けたり、カメラのフラッシュを使うのはNG。携帯電話の使用にも十分な注意を。

▼ホタルを捕獲しない
ホタルは7~10日あまりの短い期間で一生を終えます。淡い光を放つこの時期は、交尾をして卵を産む大切な時。手を触れたり、捕獲して持ち帰ったりしないようにしましょう。

▼ごみを捨てない
来年もまたホタルが観られるためには、環境の保全が必要です。子供にも環境の汚染や生物の共存について話すよい機会になるはず。

窓から見える客室も!おすすめ宿はここ!