宮ノ下・小涌谷(2ページ目)

早川沿いには散策にぴったりの遊歩道も

早川越しに望む箱根湯本温泉

その一方、宮ノ下交差点から国道138号に入り、八千代橋を渡った辺りから、堂ヶ島温泉の旅館「対星館　花かじか」辺りまで、早川に沿って約1.5kmほどの遊歩道が設けられています。この早川（堂ヶ島）渓谷遊歩道の途中には、桜公園や堂ヶ島温泉を開湯したといわれる夢窓国師の草庵跡などが点在しています。清流のせせらぎに車の音もかき消され、緑濃い季節には瑞々しい木々と野鳥のさえずりに癒されることでしょう。

このエリアには宮ノ下温泉のほか、夢窓国師によって発見されたという「堂ヶ島温泉」、戦国時代に豊臣秀吉が掘らせたという太閤石風呂の残る「底倉温泉」、子宝の湯として江戸城に献上されたという「木賀温泉」と、江戸時代より続く、箱根七湯にも数えられる4つの温泉が含まれています。

・宮ノ下へのアクセス：箱根湯本駅から箱根登山電車で約25分、宮ノ下駅下車

【関連サイト】
「箱根宮ノ下商店会」