箱根湯本・塔ノ沢・大平台(2ページ目)

早春から初夏は箱根有数のお花見スポットに

アジサイが咲き誇る初夏の阿弥陀寺

箱根の桜の開花は、湯本から始まり徐々に山を上っていきます。北条早雲の遺命により二代目氏綱が建立した「早雲寺」では、中門近くのしだれ桜が見事。また箱根登山電車沿線のなかでも、特に大平台駅周辺には多くのソメイヨシノが植えられていて、車窓からのお花見が楽しめます。


初夏ともなると、箱根登山電車沿線はあじさいが咲き誇り、「あじさい電車」も運行。塔ノ沢の山あいにある「阿弥陀寺」の参道から境内にかけても、アジサイ一色になります。早春から初夏にかけては華やぎをまとい、一年のうちで最も賑わいを見せる季節となります。

■阿弥陀寺
皇女和宮ゆかりの寺として知られ、別名「あじさい寺」とも呼ばれているとおり、6月中旬～7月中旬にかけて、参道や境内には約3000株のアジサイが咲き誇ります。

■箱根ベゴニア園
各種ベゴニアを中心に熱帯花木など約600種1万株が咲き誇ります。「花の夢美術館」では、押し花アートを体験することも（有料）。

■早雲寺
北条早雲をはじめ5代が眠る、北条一族の菩提寺。境内や裏手の公園では、6月下旬～7月上旬「お経ゼミ」と呼ばれるヒメハルゼミの蝉時雨が響き渡ります。
住所：神奈川県足柄下郡箱根町湯本405
電話番号：0460-85-5133

【関連サイト】
「箱根・湯河原の気候・祭り・イベント」