箱根の玄関口、箱根湯本

箱根湯本
早川越しに望む箱根湯本温泉
小田急ロマンスカーの終点、箱根湯本は、箱根の玄関口であるとともに、箱根十七湯のうちの最古の温泉です。今から約1200年以上前の奈良時代に開湯したと言われています。江戸時代には有名な湯治場として大変栄えていました。現在も早川本流と須雲川沿いには、多くの温泉宿が軒を連ね、箱根最大規模の温泉地が形成されています。


さらに温泉宿だけでなく「天山湯治郷」、「湯の里おかだ」といった、日帰り入浴施設も数多くあるので、気軽な日帰り湯を楽しむのにも最適なエリアです。

天山湯治郷
「ひがな湯治 天山」には、岩風呂や洞窟風呂といった野天風呂や内風呂、男湯五湯、女湯六湯点在。いずれも源泉100%かけ流し。食事処や休憩用の座敷も用意されていて、一日中楽しめます。はしご湯券100円を購入すれば、「かよい湯治 一休」での入浴も可。

湯の里おかだ
湯坂山の中腹に位置していて、5本の自家源泉から湧出する豊富な湯が17種類のお風呂に注がれています。高台にあるので、山の緑や山から下りてくる涼風が気持ちいい。貸切おやすみ処(有料)や食事処も完備。

駅前から続く駅前通りには、約50店ほどの土産店や食事処がズラリと並び、お土産選びや食事に重宝します。なかでもガイドおすすめなのが「丸嶋本店」の温泉まんじゅう、「竹いち」のすり身団子、「ちもと」の湯もちとわらび餅。ほかにも干物や梅干しの専門店、かまぼこや漬け物店、和雑貨や和菓子店など、ここではご紹介しきれないほど、たくさんの名店が揃っています。

その一方で、こんこんと湧き出す箱根の名水を使った、豆腐店やそば処が多く見られるのも、このエリアの特徴のひとつです。

■その他のスポット
・「本間寄木美術館」
江戸末期に畑宿で生まれた寄木細工を受け継ぐ、本間昇氏が収集した江戸~昭和の名品500点中200点を常時展示。体験教室(有料)で実際にトライすることも可。

【関連サイト】
箱根湯本観光協会

落ち着いた風情の塔ノ沢・大平台

塔ノ沢
塔ノ沢周辺、早川沿いの渓谷の風景
早川に架かる湯本橋を渡った辺りから、塔ノ沢駅を過ぎ、出山の鉄橋辺りまでが塔ノ沢温泉です。文人墨客に愛された老舗宿が川沿いに佇み、少し山あいに入ればあじさいの名所「阿弥陀寺」、通年多彩なベゴニアが彩る「箱根ベゴニア園」へ足を伸ばすことも可能です。


大平台温泉は、昭和24年に開湯されたという新しい温泉地。比較的こぢんまりとした温泉宿が点在するほか、「姫之湯」という共同浴場があり、箱根では珍しく地元の人たちに混じって湯浴みできます。古くは寄木細工の産地として知られ、また名水の里としても知られていて、仙元山中腹の岩間から沸き出す「仙元の泉」は、長寿の水とも姫の水とも言われているそうです。