地震対策の落とし穴
阪神淡路大震災の時に起きた地震火災は効果的に消化をする手立てがなく多数の生命を奪ってしまいました。 |
日本人は世界でも最もおとなしく忘れやすい人種であるという意見があります。実際に自分もそう思います。ひとつの側面として良い点でもあるとは思いますが、政府がどんなに無策であっても怒ったりデモをしたりすることもありません。防災の日を過ぎるとメディアも防災をテーマにしなくなりますので、大きな地震でも起きない限り、大多数の日本人の防災意識が再び持ち上がることはないでしょう。しかしその地震が日本に壊滅的な打撃をもたらすような大規模なものであったならどうしますか?
今、日本は統計学的に見て、大地震の多発する時期に入っているのは多くの地震学者が認めている事実です。そしてそれは日本列島に住んでいる以上、どこにいても逃れられません。ではどうすればいいのでしょうか? 何をどうすればいいのか、事実を直視して現実的な対策をしないと「その日」に直面したときにあなたは「被災者」「被害者」になる確率が高いことを教えてあげるべきなのです。
次のページは災害被害のリスクから家族を守るために>>