災害の危機は語り継いでいくことが大切
震源地になった淡路島の断層付近では数mもの地層の移動が発生しました |
このことは震災経験のない人たちに語り継いでいく義務があると思いますが、近年メディアでの取り上げ方が縮小しているように思えるのが非常に残念です。地震災害の危機は「終わったこと」ではなく、今すぐそこに存在する「危機」であって、現在、大型震災の発生リスクは年々上がっていることをもう少しメディアは注目し、警告を発する必要があることを考えて欲しいものです。
ただでさえ日本人は災害の記憶について忘れがちです。少なくとも年に2回、9月の防災の日と1月のこの大災害のあった月には、気持ちをあらたに災害について家族で話し合う日があってもいいのではないでしょうか。
そして阪神淡路大震災においては、それまでの常識をくつがえす、様々な「想定外」の事象が発生したことが知られています。それはどのようなことだったのでしょうか。