災害図上訓練
災害図上訓練を行うことで地域におけるリスクが初めて意識できる |
その作成方法は用意した地域の地図の上に透明シートを載せて印をつけて固定します。次にハザードマップから川や海などについて表記します。地震には、常に津波や洪水などの複合的な危険が起きることを意識するためです。
さらに主な幹線道路や駅などを地図上に表記。自宅近くの避難所や病院などを自宅の近辺からマーキングしていきます。家にいる母親が被災して、自宅にいない場合、避難所または病院に探しにいくための目印として家族全員が覚えておく場所を決めます。
家族が学校や会社から帰る道順を事前に決めておけば、どのぐらいで家にたどり着けるか、迂回コースはどんな道があるかが確認できます。この災害図上訓練は一度行っておくだけで頭の中に災害時の避難方法が刷り込まれます。お子さんがいる家庭ではぜひ行っておくことをお勧めします。
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