台所からは火の前に安全の確保を
台所は身体に危害を加えるような重量物やガラスなどが多数存在する。まずはその場所から離れることが先決。 |
食器棚などは固定具をホームセンターなどで購入して使用するほか、重量のある鍋などは必ず低い位置で保管するなどの工夫が必要です。もしも台所で地震を感じたなら、余裕がないときは火を消すよりも先に、ご自身の安全を図るためにその場から逃げ出すほうを優先しましょう。
都市ガスはセンサーなどにより瞬間に停止しますので、落ち着いてからゆっくりと栓を締めることをお勧めします。万が一台所から出火してしまうことを考えて、台所に簡易消火器を置いておくのもいいでしょう。重量のあるものでなく小型のものでも出火時には非常に役に立ちます。
阪神・淡路大震災では、発生が早朝だったということもあって、寝室で多数の死傷者が出てしまいました。人間が最も無防備な就寝時に大震災が起きると多数の人的被害が発生します。
地震被害を受けないようにするには寝室の安全を図ることが最も重要なポイントです。寝室にある重量のある家具や家電などは出来るだけ早くしっかりと固定するか移動するようにしましょう。
【関連サイト】
震災時・防災グッズ販売店
相日防災株式会社