燃焼の5要素火は、私たちの生活になくてはならない物ですが、使い方を間違えると「火災」という、恐ろしい事態を引き起こします。しかし、その原因のほとんどは、人間の手による失火。取り扱い方をきちんと知り、注意を怠らなければ、失火による火災はほぼ防ぐことが出来ます。

当たり前のことですが、火災が発生するのには火が燃えることが必要です。でも、ただ火が燃えるだけでは火災には発展しません。
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まず、燃える物があって、燃やす物があって、温度があることで燃焼が起こります。
燃焼の三要素ですね。

言い方を変えますと、

可燃物(紙やプロパン、水素)…燃える物・燃料
支燃物(空気や酸素)…燃やす物
発火温度…火気・熱

です。

これらの全てが揃って、はじめて燃焼がおこります。燃焼とは、「光と熱の放出を伴う酸化反応」のことを言います(広義を除く)。この場合の酸化反応とは、「酸素」と「もえる物」(可燃性物質)との間で起きる化学反応のこと。

もうお気づきでしょうが、あえて言わせて頂くと、このうちのどれか一つでも欠けてしまえば火災のもとになる燃焼は起きません。ただし、特殊な可燃物においては、急激な酸化反応により、熱源が無くても発火します。また、火薬のような物質は、内部に酸素がありますので、周囲に空気が無くても燃焼あるいは爆発します。
もう一つ、酸素がなくても熱分解がすすめば煙は発生します。

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