日本の様式美を「今」のかたちに昇華させたのし袋

山梨の大手紙製品メーカー「マルアイ」と、これまで優れた発想のデザインと技術をつなぎ、多くの生活雑貨を手がけてきたアッシュコンセプトが、気鋭のデザイナー浅野泰弘氏にオファーし成し得た「のし袋」のコラボレーション。気取らず上質な品を漂わせる「何気ないけれど、本当に使いたいのし袋を」というコンセプトのもと、日本の贈る心を大切に、この「こち」シリーズが誕生しました。「こち」には「東風・故智・心地」という美しい日本語の意味が込められているのだとか。

昔ながらの和紙の紙色や紙質、その産地などを丁寧に調べ上げ、素材を厳選。特別な加工も取り入れながら、美しく・手ざわりのよい仕上げにこだわりつつも、今までありそうでなかった、シンプルな装いに。
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「こち金封」は紙の種類で値段が変わる。檀紙1260円(税込)、揉紙1050円(税込)、奉書630円(税込)。ミニサイズは315円(税込)


「のし袋」は、ご祝儀袋や不祝儀袋も、百貨店から量販店、文房具店、コンビニエンスストアまでと、その体裁は見事なものから、急いでいる時の間に合わせというレベルまで、あまりにも身近にあります。でも、それは逆に特殊な製品でもあり、デザインが介在できない領域のようにも思えていました。ですが、このところ優れたデザイナーによって日本の伝統工芸が次々と新たなカタチを与えられ、この現代にふさわしく甦り、新鮮に輝き出したように、この「こち」シリーズも眺めれば眺めるほど、その繊細なラインや素材の生かし方が極められていて、本来の美しさに立ち戻らせてくれます。

贈る心を包む「のし袋」こそ、慌てず、吟味して選びたいもの。作った方々自身が使いたくなるようなものをと思いを込めて作られたものは、やはり表情が違います。単なるお仕着せの雛型ではない、本当に意味のある日本の様式美は感心するほど美しいはず。それを、気づかせてくれるものだけが、良いデザインであり、淘汰されずに伝えられ残っていくのだと思います。


日本人の美意識にモダンなエッセンスを

和紙(奉書紙・檀紙・もみ紙・斑入り紙)の種類や水引の細かい形にこだわって作られたオーソドックスなのし袋と、透かしやエンボス(型押)を使って日本古来からの意匠・柄である松・竹・梅などの小紋を表現したぽち袋や万円袋。お祝いや感謝の気持ちをグリーティングカード感覚で贈る、楽しく斬新な遊び心で表現された「アルファベット水引」。さらに七五三、成人式、還暦を楽しく祝うためのアイテムとして、数字バージョン「753」「20」「60」も新登場しています。
アルファベット文字の筆記体を水引の流れるようなラインを生かして表現したモダンな「のし袋」

アルファベット文字の筆記体を水引の流れるようなラインを生かして表現したモダンな「のし袋」。各3150円(税込)



のし袋とぽち袋は「おめでとう」「ありがとう」を包むかたち

結婚、出産、長寿、新築・引越し、また入学、就職、昇進、退職と様々なお祝い、またお年玉をはじめ、心づけやお車代を渡す際などにものし袋・ぽち袋は欠かせません。お見舞いやお悔やみ、法要にも自分なりのさり気ないセンスも添えて気持ちを伝えられたらいいですよね。佳き日も哀しき日も「ありがとう」と、備えあれば憂いなし、です。

【商品情報】
マルアイ


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