離婚を口にするのは慌てずにグッと堪えて準備をしてから

叫び
「もう、やってらんないわ!」と心の中で叫んだ
夫婦問題研究家の岡野あつこです! 夫婦喧嘩の勢いに任せて「もう離婚よっ」などと口走り興奮さめやらぬうちに慰謝料・財産分与・養育費などの話し合いもせず離婚を成立させてしまい、後悔している人がいます。が、慰謝料の請求期限は離婚成立から3年、財産分与は2年、養育費は子どもが自立するまで請求できます。

いくら離婚が成立してからでも請求できる、とにかくあんなヤツと一刻も早く夫婦関係を解消したい!と思っても、やはりお金の問題を放置して離婚届を提出してしまうのは無謀です。相手が会社を退職でもして行方を眩ませてしまったら一巻の終わりです。即離婚したいと思っても、グッと堪えるのがオトナというものです。「離婚」を口にするのは、精神面、経済面において用意周到、準備万端整ってからです。

パートナーへの気持ちが残っているのかどうかを確認する

夫婦が喧嘩をするとき、それは互いがパートナーであることが前提となっているわけです。私の夫なのに○○、俺の妻なのに○○。赤の他人が浮気しようが借金しようが浪費しようが嘘をつこうが、知ったこっちゃありません。腹が立つのは、憎いのは、自分の夫や妻だから。

つまり、そんな感情が湧くのも、どうでもいい相手ではないという証拠なのです。しかしはらわたが煮えくり返っている状況では、そのことに気づいていないか、気づいていても冷静になれず、とにかくリセットしなきゃ精神的にもたない……早く別れてしまいたいと思ってしまうのですね。

しかし、こんな風にして別れてしまえば必ず引きずります。あのとき、こうしていたら、あぁしていたら、別れないで済んだのではないか?など、いつまでも引きずって気持ちが前へと進むことができなくなってしまうのです。パートナーへの気持ちがあるから憎いのなら、素直になってやり直す努力を目一杯してからです。やるだけやってダメだったのなら、気持ちを切り替え前を向いて新しい人生に踏み出していくことができます。

→離婚後、生活していけるのかを確認