離婚/子どもの問題

ひとり親家庭親子のコミュニケーション術(3ページ目)

母親役に父親役、ひとり二役こなさなければならないひとり親家庭の親は、とにかく忙しい。そんな中、親子のコミュニケーション不足に陥らないようにするためには、どうすればよいでしょう?

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

似顔
上手!ママを美人に描いてくれてありがとう!

愛情を言葉や態度で伝えることが大事

では忙しくても子どもの気持ちを大切にしてコミュニケーションをとるには、どうすればよいのでしょう? 

■ひとり親家庭の親子のコミュニケーション手段は?
  • 交換日記をする
  • 休日には手作りのお弁当を持って出かける
    (お弁当作りを一緒にするのもよい)
  • 親子で楽しめるスポーツや遊びをする
  • 一緒に入浴する
  • ぎゅーっと抱きしめる
    (小学生までの子どもにはスキンシップを)
交換日記は本当に有効な手段です。「大好きだよ」など直接言うには照れてしまう言葉なども素直に表現できます。それから、子どもが一番安心するのは、親が自分のことを認めてくれていると確認することです。学校などでがんばったことについては必ず褒める、小さなことでもよいところを見つけたら、いちいち口に出して「偉いね。いい子だね。○○ちゃんは」と伝える。

日頃の忙しい生活では、いいところ、できていることは当たり前でスルーし、悪いところ、できていないところばかり、指摘して叱ったりしがち。でもそれでは子どもの心は捻じれてしまい、だんだん反発行動に出るようになってしまいます。

ひとり親だけに甘やかしすぎてしまったり、厳しすぎてしまったり、極端になってしまう家庭も多いようです。親は子どもの気持ちになって、認めていること、愛情を持っていることを、言葉や態度で伝えていくことを常に意識してみてくださいね! 

【関連リンク】
子どもに離婚をどう伝えるとよいか?
シングルファザーに優しい自治体はどこ?
シングル・ファザーのための明るい生活心得

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