本来離婚前にするはずの対決を離婚後にネットやメールで?
早く気持ち切り換えなきゃ…… |
2008年7月から小朝さんに1日100通以上も「小朝、死ね、死ね、死ね」などという脅迫メールを送り嫌がらせしたとも告白。しかし、10月27日深夜に小朝さんと電話でじっくりと話し、これまでの暴言を謝罪し和解したと泰葉さんは10月29日の記者会見で時に涙を見せながら語りました。
ぶつかって感情を吐き出すことは大事
このときの泰葉さんは、約1年前の離婚会見時の華やかな衣装やヘアスタイルとは対照的。眼鏡に地味目のカジュアル・スタイル。めまいや発熱があり体調を崩しがちだということでした。今度の会見では、カメラの前で自らの感情をそのまま露わにした泰葉さん。それを「イタイ」とか「プッツン」だとか「病気」などと言う人もいました。しかし、私は離婚の前後の姿としてはこれが当たり前なのだと代わりに説明したいと思います。相手と思い切りぶつかって、自分の中の不満、苦しみ、憎悪、怒り、苦しみ、哀しみといったあらゆる負の感情をすべて吐き出すことは、必ずやっておかなければならないことだからです。
離婚会見の仲良しムードからわかるように、泰葉さんと小朝さんは離婚前には泥沼にならなかったのです。小朝さんがどんな気持ちで9月に切り出された離婚を11月にはもう受け入れ離婚成立としたのかはわかりません。
しかし泰葉さんが「離婚したい」と言い、たった2カ月で受け入れられた日には、感情を吐き出す機会も時間もなかったでしょう。だからこそ、それが離婚の後に来たわけです。大概の夫婦が離婚の前にする泥沼が、離婚の後に来た。ただ、それだけのことなのです。
ぶちまけてしまえばやがて浄化作用が
泰葉さんは「これで今回の騒動は終結です」と宣言されていました。小朝さんと、ちゃんとぶつかり感情をすべて吐き出し、相手も理解してくれた。これが本当の離婚です。お母様の海老名香葉子さんは「あの子は離婚して変わってしまった」とおっしゃいましたが、私はそんなことないと思います。これが離婚の現実であり、泰葉さんの今の姿は離婚を経験した者のごく当たり前の姿なのです。離婚の前後にしっかり感情を吐き出しておかないと、いつまでも晴れ晴れとした新しい前向きな気持ちになれず、苦しみ続けてしまうこともあるので、これでよかったのです。
泰葉さんはもうしばらく浄化するために時間が必要かも知れませんが、必ずパワーアップして戻って来るはずです。純粋で真っ直ぐで明るくひまわりのような笑顔の泰葉さん。やはり裏方ではなく、泰葉さんの資質を生かした表舞台に立ち輝く人生を送って欲しいと思います。