離婚/離婚を決意する前に

「言わなくてもわかる」がすれ違いのもと!?

言葉が少し足りないことで、パートナーを誤解してしまい、夫婦関係がぎくしゃくしたり離婚の危機へと発展してしまうことも。言葉に愛をこめる夫婦円満会話術を伝授します!

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

「言葉にしなくても分かり合えているはず」の誤解

会話
料理上手のおまえと結婚して俺は幸せだなぁ
離婚カウンセラーの岡野あつこです! 結婚して何年も経つと、生活のリズムもでき、夫婦はあえて言葉にしなくても何でもわかり合えているような気がしているものです。

ところが、そんな思い込みによって、夫婦のコミュニケーションがだんだんと不足していき、いつの間にかお互いに何を考えているのかさっぱり分からなくなっていたり、すっかり誤解をしていたりということが起きているケースがあります。

こんなすれ違いにより夫婦関係にひびが入っていってしまうことのないように、気をつけたいものですね。というわけで、いつまでも仲良く円満夫婦でいるための会話のヒントを、伝授します!

夫婦円満会話術1~物を頼む前に一言加えて

単刀直入に頼みごとの本題に入ると、命令したわけではないのに、パートナーにはそう聞こえてしまい反感を持たれてしまうということがあります。例えば、いきなり、
「○○やっといて」ではなく、
「急ぎじゃないから暇ができたらでいいんだけど、○○やっといてくれる?」
という言い方をするのです。

また、「おい、メシ」ではなく、
「おまえの料理は何でもうまいけど、今日のメニューは何だ?」
など。先にパートナーを気遣ったり褒めたりする言葉を添えてから、本題に入ると、頼まれるほうも気持ちがいいものです。

この例のように、本当は「ごはんの用意して」と言いたいところを「今日のメニューは?」と訊ねて伝えることもできます。何かパートナーに頼みたいときは、ちょっと別の言葉に言い換える工夫をしてみるのもよいことです。

→夫婦円満会話術2~3は?
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