自分がいっぱいいっぱいなときほど子どもに目を向けて!
今日保育園で何が楽しかった? |
■ひとり親が子どもについて気をつけることは? 〈前編〉
- 離れて暮らす一方の親を悪く言わない
自分が離婚した相手をどう思おうが、子どもにとっては血のつながったかけがえのない親です。その存在を否定すると、子どもは自分まで否定されているかのような気分になり傷つき、自分に自信が持てなくなってしまうことがあります。ですから、自分自身離婚した相手について何を思っても自由ですが、子どもまで巻き込まないようにしたほうがよいのです。 - 面接交渉を自分の感情で阻止しない
面接交渉を子どもが望むなら快く笑顔で送り出してあげましょう(自分の気持ち以外の問題がある場合は除く)。子どもはもう一方の親に忘れられたわけではなく、離れて暮らしていても愛されていることを確認し、安心感を得て帰ってくることでしょう。 - 子どもに経済の状況や不安等を事細かに話さない
ひとり親は、本来夫婦でするような会話を、子どもとしてしまいがちです。親と子どもは立場が違うことをわきまえましょう。親が離婚をしたことだけで不安でいっぱいになっているのに、経済的不安まで子どもに与えるのは残酷過ぎます。「今月足りない。どうしよう?」「きぃーっ! 養育費、まだ入ってないっ」等、子どもが知らなくてもいいこと、不安な気持ちをさらに煽る情報を与えるのは止めるべきです。 - 子どもを恋愛・再婚の相談相手にしない
友達のような親子になるのは子どもが成人してから。それまでは親という責任ある立場にいることを肝に命じましょう。
→>「愛されている自信」を子どもに与えて