愛の見返りを求めているうちは幸せになれない
「一緒にいるのに、満たされないのはなぜ?」 |
愛されるということは、自分の良いところを認められ尊重されて大切にされるということ。それによって自分の存在意義を確認し、喜びを見出すことができるのです。でも、「愛」って、「愛されること」が重要なのか? といえば、そうではないのです。
自分の思いを他に向ける。つまり自ら能動的に愛すること。究極、自分が愛することだけで、喜びは得られるものだと思うのです。他に対し、見返りなど求めず、何かをしてあげたり、尽くしたり、何らかの形で愛を与えることができたら、自らの心は満ち足りて、幸せな気持ちになれます。
愛すること、つまり自分が他に与えること自体が喜びだ、と考えられるようになるとよいわけです。
いくら愛し与えても、そこに見返りを求める気持ちが少しでもあれば、見返りがなかった場合、ものすごく落ちこんだり、不満を感じてしまいます。だから見返りを求めているうちは、苦しみからは逃れられないのです。
→次ページへ続く~愛は惜しみなく!