夫や妻の口数が減った……夫婦の危機が迫っている!?
「ワインでも飲みながら語らう時間を持てたら…」
「もちろん! 」と元気よく、心に一点の曇りもなく答えられるという方ばかりならよいのですが、夫婦関係にも波はつきもの。最終的に夫婦として添い遂げるにしても、限りなく危機状態に近い時期とそうでない時期とがあります。また、危機状態を乗り越えることができず、離婚に至ってしまうこともあるわけです。
離婚までいかなくても、仮面夫婦ということもあり、そんな状態で家庭生活を送るのはツライもの。夫婦関係の病にも、早期発見・早期治療が大切。うまくいっていると感じている人も、ちょっと不安という人も、以下のチェックをされてみてはいかが?
●あなたの離婚危険度は?(YESの数をかぞえてください!)
□1 口数が少なくなった
□2 家で過ごす時間が減っている
□3 目を見ない、合わせない
□4 隠し事がある
□5 些細なことで言い争うようになった
□6 何事も協力し合わなくなってきた
□7 不満や不機嫌な時が増えている
□8 休日を共に過ごさなくなってきた
□9 セックスレスだ
□10家庭内別居状態だ
もしかして私たち、仮面夫婦?
では、お待ちかねの判定結果です。○判定結果(YESの数)
0………離婚危険度0☆☆☆新婚状態
このまま互いに尊重し思いやり助け合い、永遠に幸せに!でも油断は禁物
1~3…離婚危険度1★☆☆倦怠期状態
まずは会話を心がけて。夫婦の将来の夢を語り合い、それを支えや目標として生活するとよいでしょう!
4~6…離婚危険度2★★☆やや仮面夫婦状態
修復は大変ですが、夫婦にとって新しい何かを取り入れるなどコミュニケーションのきっかけを作って!
7~10……離婚危険度3 ★★★完全なる仮面夫婦状態
修復は困難を極めるかも。初心にかえって、まずは基本の挨拶から。笑顔で明るくはつらつとした声で!
みなさんは、いかがでしたか? 夫婦の一時的なすれ違いや誤解が溝をつくり、そこで早めに解決すれば離婚を避けられていたのに、溝は深まり修復不可能に、という…本来別れなくても済んだかもしれない夫婦が離婚に至ることもあります。日頃から常にパートナーを気遣いコミュニケーション不足に陥らないよう心がける必要があります。
離婚を防ぐ夫婦の危機管理術
ぱっと花の咲いたような、明るい家庭で
●あなたの離婚危険度をチェックする10項目~夫婦円満への対策
□1 口数が少なくなった
→話したくないのか、話すことがないのか、心ここにあらずなのか?これらには原因があるはず。でも追求してパートナーを追い詰めてはいけません。さり気なく会話を増やして、さり気なく探って。
□2 家で過ごす時間が減っている
→家が楽しくないから外にいるのか、外に楽しいことがあるから家にいないのか? まずは魅力的な我が家と自分に変えてみること。この変化、イメチェンによって家庭回帰へ。新しい刺激や発見を与えてみては?
□3 目を見ない、合わせない
→不満があるのか、何かやましいことがあるのか? しばらく様子をみてから、不満や言いたいことがあるならそれを言い易くする会話運びで引き出して解決を。やましいことがありそうなら、こっそり調べて対策を。
□4 隠し事がある
→夫婦間でも、隠しておいた方がいいこともある。秘密を持ったからには墓場まで持っていく覚悟で。また、パートナーの隠し事を知ってしまっても、それ自体寛容さをもって胸にしまっておいた方がいいことも当然あり。
□5 些細なことで言い争うようになった
→パートナーに対して不信感があると、今まで何でもなかったことや小さなことも許せなくなり、いちいち指摘したり反応してしまう。じっくり話し合って理解し合い、パートナーを思いやれる夫婦のコミュニケーションを。
□6 何事も協力し合わなくなってきた
→生活時間帯のずれなどから、食事も睡眠も別々でそれぞれが勝手に生活をしているようでは単なる同居人状態。例えば自分が先に帰って何か作る場合、パートナーの分も夜食にでもなるよう用意する思いやりを。
□7 不機嫌な時が増えている
→不機嫌なのはパートナーに不満があるのか、仕事の悩みを抱えているのか、思い通りにいかないことがあるのか?自分に悪いところがないか確認した上で、美味しいワインでも開けてじっくり話す機会を持ってみては?
□8 休日を共に過ごさなくなってきた
→2日休日があるならそのうち1日くらいは、一緒に過ごすことが大事。平日のうちから夫婦共に楽しみにできるような計画を練って。旅行や食事なら、趣味が別々でも愉しみを共有できるはず。
□9 セックスレスだ
→レスの原因を解明する。性的に魅力的になる必要があるならカラダ磨きを。住宅事情なら子どもを預ける算段を。セックスレスでも夫婦関係は保てる場合も多いが、色んな意味であるに越したことはない。
□10家庭内別居状態だ
→夫婦は寝室を分けてはいけません。せめて週末だけは一緒のベッドや部屋で少しでも空間・時間を共有するように生活を改める必要が(壁やドアが多い家は夫婦の不仲の原因にも)。心も環境も、隔てるものを取り去る努力を。
夫婦関係がぎくしゃくしていると、毎日が憂鬱。五月晴れのようにさわやかでイキイキとした毎日を送るために、夫婦の危機管理を心がけて、こじれて修復不可能とならないように。問題・不具合はコマメに解決しましょう。みなさんが幸せなご夫婦でありますように!
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