離婚/離婚後の生活

賃貸?実家?公営住宅? 離婚後、住まいはどうする?2

離婚後の住まいをどうするか?離婚後転居した人は、どんな住宅に住んでいる?またどんなところに住める可能性があるのか?離婚して持ち家に住める人はごく僅か。賃貸住宅に転居するにはやはり準備が必要です!

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

離婚後の転居先

寒さにも負けない小さな花のように<br>1つ1つ幸せのつぼみを育てて行こう…
寒さにも負けない小さな花のように
1つ1つ幸せのつぼみを育てて行こう…
離婚・カップルカウンセラーの岡野あつこです!さて前回に続き、いざ離婚、ということになった時の「住居」の問題について、今回はどんな転居先があるのか挙げてみます。
ここに「離婚による転居先」の統計調査結果があります。

●離婚による転居先

厚生労働省調査
厚生労働省









親の家に転居した人が約3分の1、公営住宅2%、持ち家・その他が4%、それ以外の半数を超える人が賃貸住宅に転居しています。収入があり保証人を確保し賃貸契約にかかる費用が捻出でき、毎月続いていく家賃を払っていければ、大概問題はありません。

しかし、職もなく、費用もない、保証人もいない、子どもを引き取っているという人は、やらなくてはならないことが山積みです。まず先にやらなければならないことは何か? 子どもが就学前なら保育園を探す、仕事を探して働きお金を貯める、保証人を探す等、1つ1つクリアしていかなければなりません。

やはり離婚は、事業と同じで、資金とタイムスケジュールプランが必要。離婚成立前にきっちり計画的に事を運びましょう。人間の生活は食べること、眠ること。これらは住まいという箱の中で行われます。離婚届に判を押して着の身着のまま飛び出して、さてどうしよう? という事態だけは避けなければなりません。
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