早わかり~DV離婚!
調停申立動機第二位…夫の暴力!
■DV法でいう暴力とは?
離婚・夫婦問題カウンセラーの岡野あつこです。妻からの調停申立て動機第一位が性格の不一致、そして第二位が夫による暴力、三位が異性関係となっています。2年前にDV法が成立し、この法のもと多くの被害女性が救われるようになり、またDV離婚も話題にのぼるようになりました。
さて、今回はこのDV法について判りやすく説明していきます。まず、DV法の「暴力」とは、刑法上の暴行罪、または傷害罪に当たる行為のことです。具体的には・殴る ・蹴る ・投げる ・ぶつかる ・道具を使って叩く ・何かをぶつける ・つかむ ・縛る ・水をかける etcの身体的暴力です。
DV法に含まれない「暴力」は、精神的暴力(暴言、無視、監視etc)、性的暴力(AV鑑賞を強要、避妊しないetc)です。
■我慢しないで! その暴力
もし暴力を振るわれたら、配偶者暴力支援センター(各自治体によって名称は違います)へ連絡してください。DV法が定める暴力被害者の保護業務を行っています。近所の交番に駆け込んでも案内してくれます。
○全国配偶者暴力支援センター案内
http://www.gender.go.jp/e-vaw/advice/advice02list.htm