離婚/子どもの問題

安心して働くために子供を預ける

働くのはいいけれど、子どもが心配。やっぱり安心して働くためにも、子どもには良い環境を考えてあげたい。

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

安心して働くために子どもを預ける

働くのはいいけれど、子どもが心配。やっぱり安心して働くためにも、子どもには良い環境を考えてあげたい。

子どもをどこに預けるか?
 
母子家庭でも父子家庭でも関係なく、幼い子どもを持つ親は、日中仕事のために、子どもを預ける必要が出てきます。このとき、大抵は自分の経済状況などを考えて、預ける場所を決めます。ですが、預ける場所であなた自身の働き方に、かなりの影響が出てきますので、よく考えてから場所を選んでください。
 
というのは、子どもを預けた場合、親は「家」「子どもの預け場所」「職場」と3ヶ所を、毎日行き来しなければなりません。そのときに交通の便が悪かったり、条件が合わなかったりすると、最終的には、仕事か子どものどちらかの環境をあきらめることになってしまいます。そして、どちらもあきらめたくないとなれば、お金を出すしかありません。
 
そうならないためにも、子どもの預け場所を慎重に選んでほしいのです。

子どもを保育園に預けよう

認可保育園と無認可保育園

幼い子どもを預ける場合、大抵の家庭では「保育園」を選んでいます。保育園とは、仕事などで子どもの保育が困難な場合に利用する、児童福祉施設。教育目的の幼稚園とは違って、朝8時30分から17時ごろまでの約8時間30分、子どもの保育を代行してくれます。
 
保育園は「公立の認可保育園」「私立の認可保育園」「無認可保育園」の3種類があり、それぞれ性格が違います。
 
認可保育園は、役所の基準を満たした安心のできる保育園です。運営者の違いにより、公立と私立に分かれていますが、安心できる点では一緒。

一方、無認可の保育園は、役所の基準を満たしていない保育園です。中には非常に質の良いところもあるので、一概に安心できないとは言えませんが、その園によってかなり違うので事前の見学は絶対に必要でしょう。
 
ただ、仕事時間が一定でない人や、突然の会議や残業などで帰りが遅くなることが多い人は、規則の厳しい認可保育園よりも、融通のきく無認可の保育園の方が良いという場合もありますので、覚えておいてください。
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