結婚の理想と現実
結婚はなぜ最初の理想通りにうまくいかないのか?そしてそのギャップはどのようにして埋めていくのか?そこが結婚生活の継続のポイントでしょう。そんな心の中の葛藤を見てまいります。
許せるギャップと許せないギャップを見極めて~理想を続けていくには
2人の関係が、理想のまま変わらない。夫婦関係において、それは非常に難しいことだと思います。同じ屋根の下で暮らしている夫婦であれば、お互いのアラも自然に見えてくるもの。また、夫の仕事が忙しく、ほとんど顔も合さないという夫婦ならば、妻は、夫の疲れた顔しか見ることができないのかもしれません。
恋人時代には、相手に好かれたい一心で、おしゃれをして常に笑顔を見せていた2人。相手のためにおいしい料理を手間暇かけて作って、待っていた彼女。仕事が忙しくても、無理して会ってくれた彼。それらを結婚後も持続していくためには、お互いに努力が必要になってくるでしょう。それが出来ていないということは、どちらか一方に、また、双方にその努力が欠けているのではないでしょうか。
恋愛は、非現実 結婚は、現実こういう言葉があります。「恋愛とは非現実である」。恋に身を任せ、切ない思いで涙したあの頃。それは、目の前にある現実(たとえば、怒りや悩み)を忘れさせてくれる特効薬でもあったはず。しかし、結婚をしたとたん、2人でいることは「現実」そのものへと変わっていきます。
夢を見せてくれる存在から、同じ現実を共に生きていく同士になっていく。すべての現実に、常に相手がいる。それが結婚です。だから、結婚生活では、相手の嫌なところやみたくなかったものまでが、見えてしまうのです。そして、理想と現実のギャップが、二人の間に生まれていくのです。また、一度生まれてしまったギャップは、なかなか埋めることができないでしょう。
◇関連リンク(All About Japan 新婚生活より)
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