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冬の味・あんこう鍋を求めて海辺の温泉宿へ(2ページ目)

東日本の冬を代表する海鮮鍋といえばあんこう鍋。今回は東京駅からの無料送迎バスを利用して、磯原温泉・山海館へとやってきました。あん肝と味噌が同割の名物鍋を味わった後は、海一望の露天風呂が待っていました。

塩田 典子

執筆者:塩田 典子

一人旅ガイド

色浴衣に身を包み、美肌と名高い温泉へ

色浴衣
30種から好きな色柄が選べます
チェックイン後、女性はロビーにて30種の色浴衣から好きな色柄を選ぶことができます(無料)。私は黄色の浴衣に赤の帯をセレクト! 色浴衣を身に付けるだけで、気分が高揚してくるから不思議ですね!

客室
刻々と移りゆく海を望める「名残り松」
案内された客室は海に面した「名残り松」。10畳に広縁付きのコンパクトな客室ながら、オーシャンビューと波音に圧倒されます。シングルスティの場合は、基本的には山側の客室が用意されるのですが、運が良ければ海側の客室に泊まれることも! 今回はラッキーでした。

お着きが菓子
お着き菓子はほんのり甘い花豆「ぬれ華まめ」でした
客室で寛いでいると、仲居さんが抹茶とお菓子を運んできてくれました。ゲストひとり一人に抹茶を立ててくれるなんて、何だか嬉しくなります。一服したあと、早速お風呂へ向かいました。

洞窟風呂
洞窟を思わせる展望風呂
男女別の大浴場には洞窟を思わせる展望風呂と露天風呂が付いています。展望風呂からも充分に大海原を望めるものの、露天風呂に出れば白波が打ち寄せるダイナミックな光景と、ザブーン、ザブーンと荒々しく打ち寄せる波音が存分に楽しめます。夕暮れ時の黄金色に染まる海も素敵なのですが、一番のオススメは月夜の海だそう。月の光が水面に1本のムーンロードを作り出し、とても幻想的なのだとか。あいにくこの日は月が顔を出さず、残念ながら月夜は望めませんでした。

露天風呂
遮るもののない露天風呂
泉質は含硫黄-ナトリウム-塩化物冷鉱泉。弱アルカリ性でメタケイ酸を多く含むため、湯の感触はまろやかで肌ざわりがよい湯でした。「姫肌の湯」という異名をもつほどの美肌の湯だそうです。湯温はそれほど高くはなかったのですが、ポカポカとよく温まり、いつまでも湯冷めしませんでした。


お風呂から上って一息ついた頃、お待ちかねの夕食の時間に。1階のレストラン「アトール」でいただきました。詳しくは次ページへ。
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