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渡り廊下を歩んで大浴場へ |
お風呂は1階の渡り廊下を歩んだ奥にあります。男女別の内湯がひとつずつ。大きなガラス窓越しに庭園の緑が映り、内湯ながら開放感があります。浴室は天井も床も壁も湯船もすべて総檜造り。しかも湯船は檜に何度も漆を塗り重ねて仕上げているので、木肌が滑らかで心地良かったです。檜の香りがふわっと立ちこめ、ゆるゆると癒されました。
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男女別の大浴場は檜の香りでいっぱい |
温泉に浸かってみると、湯船の底や縁がぬるぬるしていてびっくり! そう、こちらの源泉はpH10.1という強アルカリ鉱泉なのです。庭園内の岩間から湧き出ずる、23度ほどの鉱泉を加温して使用しています。肌ざわりはとてもなめらか。お湯自体に何となくとろみが感じられます。これは肌に効きそうです!
こちらの湯は古来より「くすり湯」と呼ばれていて、胃腸病や神経痛などに効果的だそう。湯温はそれほど高くないのですが、湯上がり後はいつまでも、体全体がぽかぽかしていました。
長湯を楽しんでいると、そろそろ夕食の時間。1階の大広間へ案内されました。今宵の夕食は、冬ならではの名物鍋がメイン! こちらも、今回訪れた理由のひとつなのです。詳しくは次ページで。