まろやかな味わいのサイダーで生き返る!
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ニテコサイダーは冷やして飲むとより美味 |
名水巡りの途中「のどが乾いたなぁ」と思っていたところ、土産店でニテコサイダーなるものを発見! これは、ニテコ清水からの湧水を利用したサイダーだそうで、レトロなガラスの容器に魅かれてつい購入してしました。せっかくなので清水で冷やしてから飲んでみました。すると、炭酸が弱めですっきりとした甘さで美味しい~! 炭酸飲料が苦手な私でも、ゴクゴクと一気に飲めてしまいました。きっと水の美味しさも影響しているのでしょう。暑さでバテ気味だった体がすーっと生き返りました。
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さまざまな商品に利用されているニテコ清水 |
名水めぐりで涼を堪能したところでお腹も空いてきたので、ランチにすることに。ニテコ清水のすぐそばにある「ニテコ名水庵」を訪れました。ニテコとはアイヌ語のニタイ(森林)、コツ(水たまり)から付いた名前だそうですが、明治14年に明治天皇が巡幸した際、この水を差し上げたことから御膳水といわれた由緒ある名水。前出のニテコサイダーはこの名水を利用して、大正時代に売り出されたそうです。
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これが流しソーメン専用の円卓です |
この名水を料理に利用しているのが「ニテコ名水庵」。数ある和食メニューのなかでも、この季節にオススメなのが、流しソーメン(690円)です。ソーメン用の円卓にニテコ清水の冷水を流しながらいただくソーメンはなかなか美味。喉ごしがよいので、ツルツルっといけます。ソーメンのお供にはニテコの名水を使った寄せ豆腐(500円)を合わせるといいでしょう。
「ニテコ名水庵」
・住所:仙北郡美郷町六郷字大町59
・電話番号:0187-84-0062
・営業時間:11:00~21:00
・定休日:木曜(祝祭日、夏期繁忙期除く)
・交通(電車):バス停六郷大町からすぐ
いかがでしたか? 知る人ぞ知る名水の里巡り。観光地化されすぎず、地元の人たちの生活に密着した湧水群は、今の時代、大変貴重なものといえるでしょう。また、大正時代から作られ続けているというニテコサイダーは懐かしい味わいで、ふっと幼い頃の夏の日を思い出させてくれました。