春めいて来たなぁ…と思っていたら、ついに桜の開花予想が出ましたね。東京にもたくさんの桜の名所がありますが、せっかくなら桜前線を追いかけて、各地の桜を愛でに出かけてみてはいかがでしょうか? もちろんシーズン中は混み合うことが予想されますが、それも承知の上。なるべく平日を狙いましょう。また駐車場の台数も限られていますし、交通規制や渋滞も予想されますので、ぜひ公共交通機関で向かうことをオススメします。

天下第一の桜との異名をもつ高遠城址公園の桜

今回ご紹介するのは、長野県伊那市高遠町にある「高遠城址公園の桜」です。高遠へは、電車であれば、新宿駅からJR中央線スーパーあずさで2時間16分、岡谷駅でJR飯田線に乗り換えて約45分、伊那市駅で下車、JRバス高遠行きで25分ほどで到着します。電車の乗り換えが面倒という方は、新宿バスターミナルから高速バスを利用するのもオススメ。こちらであれば、約3時間25分で伊那バスターミナルへ到着、5分ほど歩いた伊那市駅からJRバスで向かうことになります。長時間バスに揺られることにはなりますが、なによりリーズナブルに旅ができてオススメです。
花火
青空と雪を抱いた南アルプスをバックに鮮やかなピンク色が映えます
伊那谷の要所であった高遠城は、武田氏と織田氏の攻防を最後に、明治4年廃藩置県により民間へと払い下げられました。そのことに心を痛めた旧藩士達や町の人々が、町中のタカトオコヒガンザクラを城址に移植、明治8年に城址公園となりました。現在では約1,500本余りの桜が公園内を彩ります。タカトオコヒガンザクラは固有種のため、この場所でしか楽しめない希少な品種。また花が小ぶりで濃いめの桃色なのが特徴。ソメイヨシノとはちょっと違った印象があります。

北乃寮
ライトアップされた桜雲橋
特に夜桜が素晴らしく、ライトアップされると花の色の濃さがより際立って感じられます。

見どころは中央部にある「桜雲橋」。橋の下に降りて桜を見上げると圧巻です。「白兎橋」からは、雪景色の中央アルプスをバックに見渡せます。お花見期間中は園内の登録文化財「高遠閣」が休憩所として公開されるので(利用料200円)、こちらを利用するのもいいでしょう。4/5~5/5は「高遠さくらまつり」を開催。咲き始めから夜22時位までの夜桜ライトアップや、地元産ヤエザクラの塩漬けを使ったさくら茶サービス、高遠囃子巡行など、期間中はイベントも盛り沢山です。

高遠城址公園
・住所:長野県伊那市高遠町東高遠
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:0265-94-2552(伊那市観光協会高遠支部)
・入園時間:8:00~22:00(最盛期は6:00~)
・入園料:さくらまつり期間中は500円
・交通(電車):バス停JR高遠駅から徒歩15分

北乃寮
もうひとつの桜の名所、花の丘公園
高遠城址公園の近くには、見頃が約1週間後に訪れる「花の丘公園」もあります。八重桜など100種3000本の桜が咲き誇る公園で、山の斜面にあるので、高遠市街を眼下に中央アルプスを見晴らす展望に出合えます。入園無料なので、ぜひ立ち寄ってみたいものです。

花の丘公園
・住所:長野県伊那市高遠町東高遠
・TEL:0265-94-2552(伊那市観光協会高遠支部)
・入園自由 
・入園料:無料
・交通(電車):バス停JR高遠駅から車で10分

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