水戸に来たなら、やはり納豆ははずせない！

今月は2回に渡って茨城県水戸をご紹介してきましたが、水戸の特産品として、やはり忘れてはならないのが、納豆ではないでしょうか？　私も個人的に納豆には目がありません。白いご飯にのせて食べるだけでなく、納豆チャーハンや納豆パスタなどメニューにも取り入れて楽しんでいます。

昔ながらの藁に包まれたわらつと納豆もあります

水戸地方は昔から大豆の生産が多く、農家では納豆を自家製造して食していたといいます。水戸の観光土産用品として、駅売りをきっかけに、水戸納豆は全国に知られるようになったそう。納豆の製造販売会社も多く、昔ながらのわらに包まれたわらつと納豆はもちろんのこと、納豆王国水戸ならでは、さまざまなアレンジ商品が見つかります。

バリエーション豊かな納豆お菓子にビックリ！

笹沼五郎商店のそぼろ納豆（300g630円）

納豆に塩漬けした切り干し大根を混ぜ合わせ、醤油や調味料で味つけした「そぼろ納豆」は、水戸の特産としてよく知られるところ。最近では、塩漬けや味つけした納豆を乾燥させた「ほし納豆」や「ドライ納豆」といった、おつまみ感覚の納豆も人気上昇中。独特の納豆臭さが抑えられるため、納豆がニガテな人にもこれならイケそうです。実は私も一時期ハマりました。おやつ感覚でしょっちゅう食べていたのですが、納豆なら高たんぱくで食物繊維が豊富な健康食品なので、食べ過ぎを気にすることもなく、お酒のお供にもピッタリでした。

チョコレイト納豆（1個525円）

さて、明治22年創業の老舗納豆メーカー「笹沼五郎商店」の場合、納豆のお菓子も充実しています。「水戸納豆スナック」、「水戸納豆せんべい」などは想像がつくのですが、意外だったのが「チョコレイト納豆」。納豆をチョコレートでコーティングしたもので、甘いチョコと塩気のある納豆が絶妙なハーモニーを奏でているのです！　柿の種チョコともちょっと違う、とってもユニークな商品です。おやつとしてだけでなく、ビールやワイン、ウィスキーなど、お酒にも合わせてもGOODです。

お疲れ気味の時にどうぞ。水戸納豆飴（1個210円）

他にも薄口醤油とネギ、からしのスパイスを効かせた納豆を海苔で包んだ「手巻納豆」、納豆パウダーを入れたクランチキャンディー「水戸納豆飴」など、ユニーク納豆土産が盛り沢山！　友人へのお土産にも喜ばれそうですね！

納豆展示館の展示スペース

「笹沼五郎商店」本社には、納豆展示館も併設していて、納豆の起源や歴史、納豆の作り方の紹介から、家庭での納豆の作り方など、納豆に関するためになる情報が満載！　個人であれば無料で自由に見学できるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

「笹沼五郎商店」
・住所：茨城県水戸市三の丸3-4-30
・地図：Yahoo!地図情報
・TEL：029-225-2121
・営業時間：8:00～18:00（納豆展示館は9:00～17:30）
・定休日：無休
・交通（電車）：JR常磐線水戸駅から徒歩7分

次ページでは、水戸でしか出合えないユニークな納豆メニューが味わえる飲食店をご紹介します。詳しくは次ページへ。