高原リゾートホテルで過ごす極上の休日　1(3ページ目)

シェフが見極めた旬の食材による極上イタリアン

天井が高く開放感のあるダイニング。ゴージャスな気分に浸れました

新メインダイニング「オットセッテ」は今年4月にオープンしたばかり。セッテとはイタリア語で数字の7のこと。シェフ自ら生産地を訪ねて見極めたという、7人の地元生産者たちが丹精込めて育てた肉や魚、有機野菜などを使い、共に創り上げた料理が実現しました。

窓際の席に案内されテーブルにつくと、頭上には高い吹き抜け空間が広がり開放感いっぱい。ガラス窓から高原の夜風が涼やかに通り抜けていきます。窓の外を眺めるとイルミネーションが煌めいていました。店内には巨大なワインセラーがあり、山梨、長野をメインとした国産ワインやイタリアワインを中心に、約2,000本ものワインが収納されているそうです。

温かい前菜「白州米のリゾットゴルゴンゾーラ風味　八ヶ岳ワイン地鶏のフリット添え」

ディナーコースは2種類（8,000円、11,000円）ありますが、今回は8,000円のコースをオーダーしました。付出し、前菜5種盛り合わせ、自家製パン、温前菜、パスタ（4種からセレクト）、口直しのシャーベット、メイン（4種からセレクト）、デザート（3種からセレクト）、コーヒーほか6種からドリンクをセレクト、小菓子といった内容。

パスタ料理「北海道根室から届いた雲丹とトマトクリーム　空豆の入ったスパゲティ」

料理内容はシーズンごとに異なりますが、今回いただいた料理のなかで特に印象的だったものをいくつかご紹介しますね。まずは「白州米のリゾットゴルゴンゾーラ風味　八ヶ岳ワイン地鶏のフリット添え」。濃厚なゴルゴンゾーラチーズのリゾットに、ローズマリーを効かせたフリットがさっぱりとマッチ。もも肉のほか砂肝が使われていて、食感の違いも楽しめました。「北海道根室から届いた雲丹とトマトクリーム　空豆の入ったスパゲティ」は、雲丹とトマトソースのハーモニーに新たな発見を。

メイン料理「シャラン産鴨のロースト 旬野菜と八ヶ岳玉子のソース“カルボナーラ”」

「シャラン産鴨のロースト 旬野菜と八ヶ岳玉子のソース“カルボナーラ”」では、ジューシーな鴨肉のローストと野菜のグリルに、カルボナーラソースを絡めて残さずいただきました。パンに付けて食べても美味しかったです。

直径15cmほどの大きさに驚く「こだわりのティラミス」

締めのティラミスは特大サイズにビックリ！　下段がクレームブリュレになっていて、焦げたグラニュー糖がほろ苦くアクセントになり、見た目よりもあっさりといただけました。

ひとりディナーはちょっぴり寂しかったものの、スタッフの方々のきめ細やかなサービスがありがたく、楽しそうに食事を楽しむ他のグループに微笑みつつ、至福のひとときが過ごせました。

極上のイタリアンディナーの余韻に浸りつつ、食後に軽く汗を流そうと露天温浴施設へと向かいました。次ページで詳しくご紹介します！