信州・安曇野へ、大人のアートトリップ(2ページ目)

手染め手づくり、世界でたったひとつの作品を探しに

ショップの入口で手づくりののれんが風に揺れていました

「安曇野絵本館」にほど近い「十色屋（といろや）」は、菊地均・みゆき夫妻による染色工房兼ショップです。周囲の林に溶け込むように立つ小さなショップには、手染めで手づくりされたバッグやストール、タペストリーやパネルが並びます。オリジナルなのはもちろんのこと、どれも一点ものなので、世界でひとつの自分だけのデザインアイテムを手にすることができます。

棚にはさまざまな形のバッグや布小物が並びます。どれにしようか迷いそう

人気のバッグ5500円～は、菊地みゆきさんの担当。水玉模様やストライプなど、さまざまな模様にに染め上げられた麻のバッグは、ショルダーやトートなど大きさも形もいろいろ。麻をベースに綿や毛など異なる生地を組み合わせて表情を出したり、ボタンに陶器や貝を使ったりと、素材の組み合せの妙も楽しめます。

ドアを開けると、ストライプのトートバッグとパネルが出迎えてくれました

ひとつとして同じものがないので、ショップで出合った商品には運命さえ感じるほど。優しい色合いと柔らかな風合いに、心が和みます。ブックカバーやコースターなどの小物アイテムは、友人へのお土産にピッタリです。

壁にランダムに掛けられたパネルたち1点6500円～

一方、壁を飾るペインティングパネルは、ご主人の菊地均さんの担当。わずか15cm角という小さなパネルに、幾何学模様や風景、階段など、鮮やかな色調で描かれたさまざまなモチーフ。壁に掛けるだけで、室内がパッと華やぎそう。ほかにも、のれんやタペストリーなど、空間を飾るさまざまなアイテムが揃います。

「十色屋（といろや）」
・住所：長野県安曇野市穂高有明2186-112
・地図：Yahoo!地図情報
・TEL：0263-83-2289
・営業時間：10:00～16:30頃
・定休日：火曜
・交通：JR大糸線穂高駅から車で約10分

さらに山麓線を南下、次に向かったのは、安曇野在住の画家、成瀬政博氏の私設美術館です。詳しくは次ページへ。