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天然氷でひんやり! 長瀞ワンディトリップ(2ページ目)

夏になると無性に食べたくなる「かき氷」。埼玉県長瀞には天然氷を使ったかき氷が食べられる名店があります。長瀞にはほかにもひんやりできるスポットが満載。涼を求めて、東京から2時間のショートトリップへ。

塩田 典子

執筆者:塩田 典子

一人旅ガイド


夏期限定の「雪わりそば」ってどんなそば?

雪わりそば
茹で立ての冷たいそばに天然氷がかかった「雪わりそば」。口の中がひやっとして、不思議な食感が楽しめます
「阿左美冷蔵」とは駅の反対側、駅前通りを真っすぐ行くと、「そば処 うちだ」はあります。契約栽培のそばを石臼挽きしたそば粉のみを使用した、手打ちそばが自慢。季節の野菜と海老の天ぷらが付いた「天ざるそば」(1,300円)や、地元産のきのこがたっぷり入った「きのこつけ汁そば」(800円)などたくさんのメニューがあるなか、夏にオススメなのが、夏期限定の「雪わりそば」(1,000円)です。

茹で立てのそばの上には、阿左美冷蔵の天然氷がたっぷりのっていて、ごまみそダレに付けていただきます。私のオススメの食べ方は、氷にはタレを付けず、そばだけにタレを付けてツルッといただくこと。氷がさらりと口の中で溶けて、ひやっとして美味しいです。天然氷は解けにくいので、最後までそばが冷たく味わえます。そばつゆで割ってある、さらっとしたごまみそダレとの相性もバツグン。抹茶わらびもち付きなので、デザートまで楽しめて大満足。これらのそばは、うどんにもできるので、そばアレルギーの人にも安心ですね。


「そば処 うちだ」
・住所:秩父郡長瀞町長瀞1503
・地図:Yahoo!地図情報
・TEL:0494-66-0213
・営業時間:11:00~18:00
・定休日:第1・3金曜
・交通:秩父鉄道上長瀞駅から徒歩2分

水しぶきがかかって涼感たっぷりの川下り

ライン下り
前方に見えるのが秩父鉄道の「荒川橋梁」。親鼻橋~岩畳間のコースに乗船すると、すぐに見えてきます
長瀞観光の定番といえば、昔も今も「ライン下り」。そこで親鼻橋から岩畳へ至る約3kmのコースに挑戦することにしました。昔ながらの和舟に20人前後が乗り合わせ、前後2人の船頭さんの竿さばきでスタート。まもなく見えてくるのが、秩父鉄道の「荒川橋梁」。運が良ければSLパレオエクスプレスに出合えることも! しばらくは緩やかな流れに沿って小さな滝や、国の天然記念物・岩畳を眺めつつ進んでいきますが、ところどころで急流に出会い、水しぶきを浴びてスリル満点! 川風も涼しいものです。

周囲に目を移せば、バーベキューを楽しんでいるグループや、川遊びをする元気な子供たちにも出会えて、なかなか楽しいひとときでした。コースにはほかにも、岩畳~高砂橋の3kmコース、親鼻橋~高砂橋の6kmコースもあります。
ライン下り
巧みな竿さばきがカッコいい船頭さん。船頭さんのトークもライン下りの醍醐味のひとつです


「長瀞ライン下り」
・TEL:0494-66-0950(長瀞ライン下り案内所)
・営業時間:9:00~16:00(3月上旬~12月上旬)
・定休日:増水・渇水時
・料金:大人3kmコース1,550円、6kmコース2,900円


長瀞に訪れた当日は、最高気温35度を超える猛暑でしたが、天然氷や渓谷の涼風の恩恵を受け、1日涼しく過ごすことができました。ぜひ、あなたも灼熱の都会を離れて、夏ならではの「ひんやりワンディトリップ」に出かけてみてはいかがでしょうか?
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