Flash/ActionScript

.hitTestを使った迷路ゲームにチャレンジ!(2ページ目)

ゲーム作成では良く使用されるActionScript「.hitTest」を使用して迷路ゲームを作成します。難易度が高いゲームですが、作成は簡単です!

執筆者:渡辺 大介

迷路を作成する

迷路を作成する
1. 2フレーム目に移動してください。黒い四角が迷路の壁になるパーツです。
ここにはゴールエリア同様、プレーヤーが触れたときにゲームオーバー画面に移動するActionScriptを記述します。
onClipEvent (enterFrame) {
	if (this.hitTest(_root.player)){
		_root.gotoAndStop("gameover");
	}
}
ゴールエリアと違うのは、移動先が「gameover」となっている点だけです。
これでプレーヤーが触れるとゲームオーバーになる壁のパーツが完成しました。

グリッドの表示
2. 上部の「表示」から、「グリッド>グリッドの編集」を選択してください。

レイヤーとフレームを確認します。
3. グリッドの表示、グリッドに吸着にチェックを入れ。横20px、縦20pxと指定します。このグリッドの間隔がそのままゲームの難易度になります。

グリッドにそって迷路を作成
4. グリッドにそって、迷路の壁を拡大、複製を繰り返し迷路を形作ります。

スタートエリアにプレーヤーを配置
5. プレーヤーをスタートエリアに移動してください。

これで完成です。
完成したファイルをダウンロード


ゲームを作成するということは難しいと思いがちですが、今回のようにアイデア次第で簡単に面白いゲームが作成することができます。
今回使用した.hitTestは、実はムービークリップを長方形として解釈して当り判定を行うので複雑な形の当り判定を取ることは出来ません。そういった場合は複雑な計算が必要になるのですが、単純な形同士の当り判定にはこれで十分でしょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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