ビリケンさまに次ぐ新世界のもう1つの聖地?
「新世界稲荷神社」の無料おみくじで運試し
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この新世界稲荷神社は戦前は初代・通天閣(1912年~1943年。火災によって解体)の真下にあったそうですが、2代目・通天閣が再建されたさいに北側へと移転されました。 |
まずガイドがオススメしたいのは「新世界稲荷神社」。こちらは通天閣の北側にある春日通沿いにあるお稲荷さんですが、こちらには一風変わった珍しいおみくじがあります。
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目をつむって願い事をしながらゴロゴロと石のルーレットを廻して「いまや!」と霊感が働いたところで止めてください。 |
ガイドが指差しているのはなんと「石で造られたルーレット式のおみくじ」で、これは石をごろごろと回転させて覗き穴に止まった数字で事の吉兆、凶兆を占うというものです。
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さすがは新世界。街角のお稲荷さんでもちょっとした遊び心がありますな。 |
ガイドがさっそくやってみたところ、覗き穴に止まった数字は「4」で結果は「半吉」でした。このおみくじの特に嬉しいところは何度やっても「無料」ということでいくらでも再チャレンジできますが、だからといって「大吉が出るまで廻し続ける」といったズルは、なるべくしないようにしてお参りを済ませましょう。
石のルーレットの次はボールを転がせ!
大阪府下唯一のスマートボール店「ニュースター」で遊ぶ
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温泉街などにはたまにスマートボールの台を見かけますが、都市部ではなかなか置いてません。昭和レトロな店の外観がまた通好みでんな。 |
新世界稲荷神社の次にご紹介するのが、大阪府下で唯一、スマートボールが遊べる「ニュースター」。新世界の面白スポットといえばここは絶対に外せません。
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店内の様子。中央には駄菓子がおかれた景品棚があります。 |
スマートボールというのはピンボールやパチンコの原型となったもので、大きなボールをピストンで発射して「5」「10」「15」といった数字に入ると、その数字の数だけボールが増える……といったシステムです。非常に単純明快かつ簡単なゲームですが、これがやってみると意外と面白くて「15」の数字にボールが入ったときの快感はまさにヤミツキ。
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ええ年したガイドもやってるうちに真剣になってしまいました。恐るべしスマートボール。 |
ガイドも夢中になってゲームを楽しみましたが、1回のプレイが100円というリーズナブルさも魅力的です。また玉数が増えると景品(スナックやチョコレートやキャラメルといった駄菓子)と交換できるのも嬉しいポイント。お父さん、お母さんもここは童心に返って真剣勝負で景品ゲットに挑んでください。
さて「新世界稲荷神社」「ニュースター」と面白スポットを巡りましたが、最後はとっておきのディープな新世界を。大阪下町の真髄「大衆演劇」と「ジャンジャン横丁」をご紹介します。
1p 「通天閣」を楽しむ
2p 「新世界稲荷神社」「スマートボール」を楽しむ
3p 「大衆演劇」「ジャンジャン横丁」を楽しむ