目的地選びのあとにチェックするポイント
さて、3世代と言っても、最初から最後まで全員がぞろぞろと同じところに行くのでは、お互いにストレスがたまるもの。特に「添乗員」の役割になってしまいがちな嫁としては、滞在先で適度に別行動ができるところを選んでおくことも大事なポイントです。
修学旅行での自由行動と同じですね。
その場合は移動手段の確保も要チェック。
親世代は交通には不安要素もあるので、必ず移動手段がわかりやすく、待ち合わせ場所もわかりやすいところがポイントです。
車でないと参加でないアクティビティ、電車や徒歩では行けない観光スポットばかりでは、結局、別行動も不可能になってしまうので注意が必要です。
別行動が可能なら子どもはおじいちゃん、おばあちゃんにいったん任せて、いったん夫婦どうしての行動とし、さらに夫婦の中でそれぞれ自由行動をとり、自分は一人ホテルの中のスパでのんびり・・・と言った過ごし方もでき、妻自身のご褒美にもなるでしょう。いきなり一人の自由行動はなかなかしづらいもの、いったんは夫婦で行動するというのがポイントです。
現地での過ごし方以外に行き先選びでポイントになるのは、往復にかかる時間。
特に海外の場合は飛行機の搭乗時間だけでなく、時差も考慮しないと、体調の回復が遅いシニア世代の負担になることもあります。
その点では、東南アジアのような近場か、あるいはオセアニア地域のように、時差がほとんどないところもお勧めです。
そのほかには海外であれば現地の治安や日本食の有無、日本語がどの程度通じるかも検討材料になるでしょう。
目的地選びのあとのポイントをまとめると下記のようになります。
●移動手段は疲れずわかりやすいもの
●別行動ができるよう、アクティビティを調べておく
●時間には十分な余裕を持つこと