毎日手軽に精力アップ!寝室事情も円満化
そのほかにもっと手軽に食事に取り入れられて、強壮効果が高いのがゴマ。なんと、古代エジプトでも食べられていたという由緒正しいスタミナフード。中国では「食べる丸薬」と称され、不老長寿の秘薬として大切に扱われ、日本でも昔は寺の僧侶達が薬として扱っていたほど。ごまの不飽和脂肪酸は、男性ホルモンや副腎皮質ホルモンの分泌をよくして、ストレスから臓器を守るはたらきをするといわれますし、意外にカルシウムやたんぱく質も豊富。すりゴマ、ごま油、ゴマペーストなど既に加工してある食材も多いので、毎日、手軽にたべられるのが魅力ですね。
毎日食べるといえばおコメ。このおコメにも、ダンナさまをより元気できる工夫があるのです。それは胚芽米。胚芽米は玄米からぬかを取り、白米の先端に黄色がかった胚芽を残した状態に精米したもの。白米比べて多少白さはなくなりますが、普通に炊けて食べやすく、栄養が豊富なのが魅力です。
胚芽米にはビタミンEが白米の倍ちかく含まれていることがポイント。このビタミンEには抗酸化作用があり、「若返りのビタミン」とも呼ばれています。また血管拡張作用もあるので脳内の血行がよくなることでホルモン分泌も盛んになり、男性も女性も生殖機能がアップするという、うれしい効果が。さすが、別名「子宝ビタミン」!ビタミンEはアーモンドや落花生にも多く含まれるので、お酒のおつまみにはこういったナッツ類を食べるのもおすすめですね。
修行僧が食べられなかった食材って?
最後にご紹介するのは家計にもやさしいお手軽価格のニラ。その昔、禁欲的な生活を送らなければいけない修行僧は、修行中にムラムラっとすることがないよう、ニラを食べることを禁止されていたといいますから、その効果はお墨付き。ニラの種も強精効果の漢方薬として売られていますが、普通のスーパーで買える葉の部分でも、十分効果があります。「ニラを食べてムラムラしましょう・・」 |
ニラの主成分、硫化アリルは、疲労回復に必要なビタミンB1の吸収を高めますし、他にも前述のビタミンEや亜鉛を豊富に含みます。亜鉛は別名「セックスミネラル」とも呼ばれ、生殖機能を回復させる働きがあることで有名ですよね。最も亜鉛を多く含む食品として有名な牡蠣は夏場には手に入りにくいので、この時期はぜひニラをどんどん活用してみてはいかがでしょう?スタミナフードの定番「ニラレバ炒め」は実は亜鉛が豊富な食材同士のゴールデンコンビ!他にもたまごでとじたりおひたしにしたりと意外に活用範囲は広い野菜です。
「スタミナ=肉」だけでなく、野菜やおコメに気を配ることで、脂肪分を控えて、さっぱりと胃にもやさしいスタミナ食ができますよ。ぜひ奥様の一工夫でダンナ様を元気にしてさしあげて、ご夫婦の暑い、いや、熱い夜をお過ごしくださいませ。
うなぎミュージアム
ニラのレシピ
スピードクッキング
二松まゆみ主宰夫婦仲相談所
新刊「ラストラブ」を読んで夫婦で恋をしましょう