台湾の暮らしやすさはここにある
郵局とあるのは、まさに郵便局のこと |
とはいっても、日本統治時代の名残は色濃く、南国特有の暮らしやすさが魅力の地です。
鉄道運行時の指差し確認、郵局(郵便局)の仕組み、稲作にいたるまで、異国であることを忘れさせてくれるのが台湾。
不動産を登記する際の登記簿謄本ですら、日本のものとほとんど同じ様式だそう。
台湾の平均的な初任給は、2万4千元程度(日本円にして9万円弱)。一般的な庶民の生活費は、月2万元程度といわれています。
セブンイレブンやファミリーマートでも日本食材は豊富 レジ袋が有料化されている |
新幹線が来春開業される予定のほか、台北市内を走る新交通システムMRTや高速道路など、インフラも整備。
ファミリーマートやセブンイレブンといったコンビニでは、多くの日本食材やおにぎりなどが日常的に売られ、日本の外食産業もたくさん進出しています。ちかごろでは日式焼肉店も流行っており、出店が目立ちます。
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日系不動産会社スターツ台湾で取材をしたところ、単身赴任をしている日本人駐在員の多くは、台北市の中山区、信義区、中正区、松山区、東区(大安区)に賃貸物件を契約するひとが多く、メーカー勤務の単身者で月3万元台、商社勤務では4万元台が相場だそう。
日本人学校のある天母地区には、駐在員とその家族が多く居住しており、ファミリー向けの物件は、月5~6万元台のセキュリティーが完備された物件を選ぶひとが多いといいます。
また、「台湾のシリコンバレー」と呼ばれる新竹市や、日系企業が多く進出する台湾第二の都市高雄市に暮らす日本人も増加の傾向です。
今後は駐在員ばかりでなく、ひとも風土もやさしい台湾に、観光を兼ねてロングステイをするひとも、徐々に増えていくことでしょう。