パソコン・PC/パソコン基礎知識

新しいパソコンにデータを引っ越そう(3ページ目)

パソコン買い換え時のデータの移動は面倒ですが、Windowsには自動でそれを行ってくれる機能があるのをご存じでしょうか。今回はその使い方と、そのほかのデータの引っ越しについて解説します。

内川 功一朗

執筆者:内川 功一朗

パソコンガイド

XP→XP編-「ファイルと設定の転送ウィザード」で引越す

Windows XPは「ファイルと設定の転送ウィザード」という機能で、データや個人用設定を新しいコンピュータに引越すことが出来ます。今回はこの機能と、外付けハードディスクを利用して引越しをしましょう。

まず「スタート」ボタンから「アクセサリ」→「システム ツール」を選び、「ファイルと設定の転送ウィザード」を起動します。

ファイルと設定の転送ウィザードの起動
ファイルと設定の転送ウィザードを起動する


ウィザード画面が起動したら「次へ」ボタンをクリックします。

起動画面
そのまま次へ進む

転送元か転送先かを尋ねられるので、「転送元の古いコンピュータ」 をクリックして「次へ」ボタンをクリックします。

転送元を選択
転送元を選んだら次へ進む

以下のような画面が表示されることがありますが、「ブロックを解除する」をクリックしてください。

セキュリティの警告画面
ブロックを解除するを選ぶ

次に、転送する項目を選びます。今回はすべてのデータ移行を行うので「ファイルと設定の両方」を選び「次へ」ボタンをクリックします。

移行対象の選択
設定だけならば設定のみを選ぶ

今回は外付けハードディスクを使うので、転送方法で「その他」を選択して外付けハードディスクのドライブを選びます。ドライブを選んだ後に「次へ」ボタンをクリックすると、転送データの作成がはじまります。

設定画面
その他を選んで参照ボタンをクリック

フォルダ指定
外付けハードディスクのドライブを選ぶ

転送データ作成開始
「次へ」ボタンをクリックすると転送データの作成がはじまる

無事に完了すると、下のように表示されます。「完了」ボタン をクリックすると設定がファイルとして保存されます。

保存した設定とデータを新しいパソコンに反映させるには、同様にして新しいパソコンで「ファイルと設定の転送ウィザード」から「転送先の新しいコンピュータ」 を選んで「次へ」ボタンをクリックします。

転送先を選択
今度は「転送先の新しいコンピュータ」を選ぶ

次にウィザードディスクを求められますが、既にファイルを作ってある場合には必要ありません。「ウィザードディスクは必要ありません・・・」を選んで「次へ」ボタンをクリックします。

転送先を選択
今度は「転送先の新しいコンピュータ」を選ぶ

後は転送元の時と同じ様に作業を行っていけば、設定が復元されます。簡単でしょう?

次に、Windows Vistaで引越しをしてみましょう。
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