パソコン・PC/パソコン基礎知識

デュアルモニタと大画面、どちらを選ぼう?(4ページ目)

パソコンのモニタは年々大型化していますが、画面を大きくするもう一つの方法として画面を2つにするデュアル化があります。今回はそれぞれのメリットとデメリットを比較していきましょう

内川 功一朗

執筆者:内川 功一朗

パソコンガイド

大画面でデュアルじゃいけないの?

ここまで大画面とデュアルを分けて考えてきましたが、もちろん大画面でデュアルモニタにする方法もあります。ノートパソコンに接続するにも、大画面モニタに接続してデュアルモニタにすれば問題はすべて解消されるような気もします。

22インチワイド+15インチ
大画面+デュアルモニタで解決?

しかし、デュアルモニタと大画面の両方の環境を使っての感想は、これは相容れないものということでした。

デスクトップパソコンでメインに22インチワイドの大画面モニタ、サブに前から所有していた15インチのモニタを組み合わせてしばらく使用しましたが、大画面モニタの表示領域が広いためか15インチのモニタはほとんど使いませんでした。下の写真に私の視界に近い状態で撮影したものを用意しましたが、ほとんどメインモニタで占められてしまっています。

モニタに向き合ったイメージ
このように視界からサブモニタが消えてしまう

またノートパソコンなどの小さな画面をメインにして、サブモニタで大きなモニタを使う場合にも、あまりにも画面が大きいと視線の移動量が大きくなって使いにくさを感じてしまいます。サブモニタの大きさは15インチ、大きくても17インチ程度の標準モニタの方が使いやすいでしょう。

ノートパソコン+小さいモニタ
15インチ程度のモニタの方がサブモニタとしては使いやすい


文字を大きく表示する方であればもう少し違った意見もありそうですが、デュアルモニタの場合、あまりにも横に広がってしまうと使いきれませんでした。

では、選ぶポイントはどこになるのでしょうか?
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